コミュニケーションツールとして人気のLINE。
PC版でもリリースされていますが、スマートフォン版のLINEとの違いはあるのでしょうか。
ここでは、スタンプや絵文字が使用できるのか、通話ができるのか、といったPC版LINEの機能を実際に操作しながら解説していきます。
また、PC版LINE通話で挙げられる疑問点にもお答えしていきます。
もくじ
PC版LINEでは何ができる?
PC版LINEでは、スマートフォン版と同様に友だちとトークを楽しむことができます。
PCをよく使う方にとっては非常に便利なツールですが、絵文字を使用したり、通話をしたりすることはできるのでしょうか。
スタンプや絵文字が使用できる
PC版でもスマホ版と同様に絵文字やスタンプを使用することが可能です。
トーク画面にあるスタンプマークをクリックしてみましょう。
クリックすると所持しているスタンプが一覧で表示されます。
試しにLINEの人気キャラクター「ムーン」のスタンプを使用してみます。
スタンプの中では定番中の定番ですね。
スマホ版と同様にトーク画面にスタンプが表示されました。
次に絵文字についてです。スマホの場合は端末そのものに絵文字機能が搭載されているため簡単に使用することができますが、PC版では基本的にキーボード操作で絵文字を表示する方法はありませんよね。
しかし、PC版LINEでは簡単に絵文字を投稿することが可能です。
まずは先ほどと同様にスタンプの一覧を開きます。
画面上部に「スタンプ」「絵文字」と表示されていますね。「絵文字」の部分をクリックしてみましょう。
上記の操作だけで絵文字の一覧が表示されます。
あとは好きな絵文字をクリックすれば簡単に投稿することができます。
通話やグループ通話が可能
PC版でもスマホ版のように通話ができたらとても便利ですよね。
実は通話やグループ通話もスマホ版と同様におこなうことが可能です。
各通話方法については後ほど詳しく解説していきます。
PC版でも通話テストはできる?
スマホ版LINEでは音声ガイダンスに従って通話テストをおこなうことができる機能が備わっていますが、PC版では残念ながらガイドに沿ってテストができる機能はありません。
ですが、勝手こそ少し違うものの、PC版でも音声のレベル確認をおこなうことができるようです。
画面左下の設定ボタンをクリックして設定画面を開いてみましょう。
設定画面を開いたら、「通話」をクリックします。
そうすることで、スピーカーとマイクのレベルの確認と変更がおこなうことが可能です。
ちなみに、Live中の音声についても画面下部から設定できます。
PC版では着せかえができない
スマホ版では着せかえ機能を使うことでLINEの背景やデザインを変更することができますが、PC版では残念ながら着せかえ機能は備わっていません。
スマホ側で着せかえ設定をおこなっていたとしても、PCではシンプルな白背景の画面が表示されます。
着せかえができないのは残念ですが、ほかの画像からおわかりいただける通りシンプルな白背景の画面は非常に見やすくなっています。
ほかのPC音声通話ソフトとの違いは?
PC音声通話ソフトの違いとして、使用目的に焦点を当ててみます。
LINE以外の音声通話ソフトとして、愛用している方の多い「Skype」を例に挙げてみましょう。
今でこそLINEとSkype、共にPC・スマホで通話をおこなうことができますが、リリース当初は利用目的が異なっていたように思います。
LINEはスマホで使用することがメインであるため、主にプライベート用。
対してSkypeはPCで使用することがメインだったため、ビジネス用として使用されている印象が強くなっているように感じますよね。
ほかにも人気音声通話ソフトとして「Discord」などがありますが、こちらはゲーマー向けになっている点が特徴です。
同じ音声通話ソフトでも、ソフトによって使用目的に違いがあることがわかりますね。
PC版LINEの通話方法(Windows10版)
PC版LINEでは通常の通話とグループ通話の2種類が用意されています。
実際に操作しながら通話の手順を見ていきましょう。
通常の通話の場合
通常の通話方法はとても簡単です。
まずはトーク画面を開いてみましょう。
画面右下を見てみると、電話マークが表示されていますね。
この電話マークをクリックするだけで簡単に通話をおこなうことができます。
ビデオ通話の場合
ビデオ通話も非常に簡単におこなうことが可能です。
通常の通話と同様にトーク画面を開いてみましょう。
電話マークの右隣に注目すると、何やらカメラのようなマークが表示されています。
このカメラマークをクリックすることでビデオ通話をすることができます。
また、通常の通話からビデオ通話に切り替えることもできるようです。
切り替えをおこなう場合は、通話中に中央に表示されているカメラマークをクリックしましょう。
グループ通話の場合
グループ通話の場合も通話方法は同じで、電話マークかカメラマークをクリックするだけでグループ通話をすることができます。
また、PCのグループではカメラマークの右側にLiveマークが表示され、ワンクリックでLive配信を開始することが可能です。
PC版LINEの通話に関するQ&A
PC版のLINEで挙げられる疑問点についてお答えしていきます。
上手く通話ができずに悩んでいる方は、参考までに是非ご覧ください。
Windows7はLINE通話ができない?
所持しているPCの事情からWindows10のPCを使用して解説していますが、Windows7でもLINE通話をおこなうことが可能です。
Windows7以降であれば基本的に同様の操作で同様の機能を使用することができます。
LINE通話にイヤホンとマイクは必須?
PCにはスピーカーが内蔵されているため、無理にイヤホンを用意する必要はありません。
周囲に聞かれたくない場合や音声が聞き取りにくい場合にイヤホンを使用すると良いでしょう。
マイクについても内蔵されていればそのまま通話することが可能ですが、マイクが内蔵されていないPCもあります。
そのため、通話前に自分のPCにマイクが内蔵されているか確認しておきましょう。
内蔵マイクが搭載されていない場合は別途マイクを用意する必要があります。
LINE通話ができない場合の対策
LINE通話をPCからおこなうことができない場合は、さまざまな原因が考えられます。
考えられる原因は以下の通りです。
- インターネット環境が不安定
- LINEの設定に問題がある
- LINEのバージョンが古い
インターネット環境が不安定な場合は環境を整えるしかありませんが、残りの2点に関してはすぐに確認することができます。
LINEの設定を確認する場合は、通話テストで解説した音声レベルを確認できる画面を開きます。
すると上部に「通話の着信許可」というテキストが表示されます。
このテキストにチェックマークが入っていなければ通話をおこなうことができないため、確認してみましょう。
チェックが入っている状態に変更することで、通話を開始することができるはずです。
LINEのバージョンが古い場合は、バージョンアップをおこなうだけで改善する可能性があります。
バージョンアップで改善しない場合はLINEアプリを再インストールしてみましょう。
上記を試しても改善されない場合は、LINEに直接問い合わせることを推奨します。
LINE通話が切れる場合や聞こえない場合は?
LINE通話は開始できたにも関わらず、音声が途切れたり聞こえなかったりする場合は以下の可能性が考えられます。
- インターネット環境が不安定
- 内蔵スピーカーやイヤホンが破損している
- 通話相手がマイクを接続していない
インターネット環境が不安定だと、通話を開始できたとしても音声が途切れたり聞こえなかったりして上手く通話ができない場合があります。
機器が破損している場合もあるため、ほかのPCやイヤホンなどで試してみると良いでしょう。
また、マイクがミュートになっていないか、相手がPCの場合はマイクを接続しているかどうかを確認してみましょう。
PC版のLINEでは、着せかえなどの一部機能は利用できないものの、スタンプや通話など、コミュニケーション面においてはスマホ版と同様に利用することができます。
スマホ版と同じアカウントでログインすることもできるので、興味がある方は是非一度利用してみてはいかがでしょうか。