LINE公式アカウントとは?追加方法や不明点を解説!




クーポンや最新情報の配信が日々おこなわれているLINE公式アカウント。

以前までLINE公式アカウントとLINE非公式アカウントであるLINE@が存在していましたが、2019年4月18日から2020年1月14日にかけてLINE公式アカウントとLINE@の統合がおこなわれています。

今回はそんなLINE公式アカウントとLINE@の違いや統合後のLINE公式アカウントについて解説していきます。

もくじ

LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは主に企業や店舗などが活用しているコンテンツのことで、お得な情報やクーポン、最新情報などをお届けするために活用されています。

基本的にメッセージのやり取りをおこなう場面は少なく、LINE公式アカウント側から定期的に情報が配信されます。

LINE公式アカウントにもチャット機能が備わっているため、アカウントによってはお問い合わせ窓口として利用しているケースもあるようです。

また、アカウントによっては携帯電話料金の確認や宅配における配達情報の確認などをおこなうこともできます。

LINE公式アカウントの友だち追加の方法や開設方法など、さまざまな観点からLINE公式アカウントの概要を見ていきましょう。

LINE公式アカウントのトークは見られている?

LINE公式アカウントでは、メッセージを送ってすぐに既読がつけられるため、トークの内容を見られているのか気になりますよね。

これについてはLINE公式アカウントがどのように運用されているかによって変わってきます。

ボットの場合は定型文が送られてきますが、この場合はLINE公式アカウント側で自動応答モードが設定されており、送信されたメッセージのキーワードに応じて自動的に返信がおこなわれています。

自動応答モードではLINE公式アカウント側からメッセージを個別に確認することはできません。

お問い合わせ窓口など、ユーザーに対して個別に案内をおこなう必要があるLINE公式アカウントの場合は自動応答モードにはなっておらず、通常のLINEと同様にメッセージを確認後、手動で返信がおこなわれます。

LINE非公式アカウントも存在する?

LINE@

※LINE@がLINE公式アカウントに完全移行する2020年1月14日までの情報となります。

LINEには一般アカウントと公式アカウントのほかに、非公式アカウントも存在します。

非公式アカウントはLINE@と呼ばれ、誰でも無料もしくはリーズナブルな価格で活用できるのが特徴です。

いずれもアカウントへの追加で料金が発生することはなく、同様に情報発信をおこなうことができるため、LINE公式アカウントやLINE@を追加している一般ユーザーにとっては、大きな差は感じられないでしょう。

LINE公式アカウントと非公式アカウント(LINE@)の料金や機能の違い

LINE公式アカウントは大企業に向けたプランというだけあり、運用にはそれなりの費用が必要でした。

最低でも初期費用を含めて1,000万円以上が必要となり、月額でも250万円の費用が発生するため、個人事業や副業などで手軽に運用したい場合にはなかなか手を出しにくい価格となっています。

しかしながら、プロモーションスタンプなど、LINE@にはない機能も備わっていることもあり、よりビジネス向けのプランになっているのが特徴です。

それに対しLINE@は誰でも利用しやすいサービスとなっており、フリープランを利用すれば無料で運用することもできます。

そのほか有料のベーシックプランとプロプランが用意されており、価格による違いはメッセージの配信可能数となっています。

フリープランは1000通までと決められているのに対し、ベーシックプランやプロプランの場合は定められたターゲットリーチ数以内であれば無制限でメッセージの配信をおこなうことが可能です。

LINE公式アカウントとLINE@の見分け方(星マークの意味)

検索窓でローソンと検索

LINE公式アカウントとLINE@の見分け方はとても簡単です。

例として用意した「ローソン」と検索した画像を見てみると、一番上に表示されているローソン公式ではアカウント名の左に緑色のマークがついていることがわかります。

それに対し以降のアカウントは紺色マークがついていますね。実はこのマークによってLINE公式アカウントとLINE@を見分けることが可能です。

LINE公式アカウントは緑色、LINE@は紺色となっています。また、LINE@はグレーのマークになっている場合もあります。

紺色のマークは認証済みアカウントと呼ばれ、画像例のように店舗を持ったビジネス向けのLINE@となっています。

紺色の場合はLINEに審査を依頼し、通過することで開設することができます。そのため、グレーの場合はそれ以外のLINE@ということになります。

統合されたLINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントの統合

さて、ここまででLINE公式アカウントとLINE@の違いや見分け方について解説をおこないましたが、LINE@は2019年4月18日にLINE公式アカウントと統合されました。

しかしながら、2020年1月14日の完全移行まではLINE公式アカウントとLINE@は共に存在しています。

これまでのLINE公式アカウント統合後のLINE公式アカウントについて見ていきましょう。

これまでのLINE公式アカウント

これまでのLINE公式アカウントは主に大企業に向けたプランが用意されており、運用にもそれなりの費用が必要であるなど、料金プランや機能面に関してLINE@との差別化がおこなわれていました。

マークもLINE公式アカウントとLINE@で見分けられるようになっています。

2019年4月18日以降のLINE公式アカウント

2019年4月18日以降はLINE公式アカウントとLINE@が統合され、2020年1月14日までの期間をかけて完全移行がおこなわれます。

これにより料金プランも一新され、LINE@を開設したユーザーも引き続き生まれ変わったLINE公式アカウントとして運用できるようになりました。

料金プランについては後述の解説をご覧ください。

LINE公式アカウントを検索して追加する方法

検索窓でLINEと検索

LINE公式アカウントはホーム画面の公式アカウントタブに合わせておすすめの公式アカウントを表示するか、LINEの検索窓に探したいワードを入力することで検索することが可能です。

例えば上記のように「LINE」と検索することで、検索したワードに関連する公式アカウントを表示することができます。

登録したい公式アカウントをタップし、追加ボタンをタップすることで公式アカウントを登録することができます。

LINE公式アカウントはグループにも追加可能

通常のLINEとは仕様が異なるLINE公式アカウントですが、LINE@との統合により以前までおこなうことができなかったグループへの追加をおこなうことができるようになりました。

サービスの内容によっては、このグループへの追加によってより有効にLINE公式アカウントを活用できるようになったと言えるでしょう。

追加方法は通常のLINEと同様なので、簡単におこなうことができます。

LINE公式アカウントをグループに追加する場合の注意点

LINE公式アカウントをグループに追加する際の注意点は2点あります。

1点目はLINE公式アカウント側からグループへの追加操作をおこなうことができないという点です。プライバシー保護などの観点からこういった仕様になっているようですね。

2点目は、LINE公式アカウント側でグループへの追加を許可する状態にしておかなければならないという点です。

LINE公式アカウントを複数人で活用する予定の場合には、あらかじめグループへの追加を許可する設定に変更しておきましょう。

LINE公式アカウントやLINE@は誰でも開設できる?

LINE@のアカウント開設画面

LINE公式アカウントは誰でも開設することができますが、LINE公式アカウントの統合に伴い、LINE@のアカウント開設は不可能となりました。

既存のLINE@アカウントも2019年7月中旬からは手続きをおこなうことでLINE公式アカウントに移行できるようになり、2020年1月14日以降は移行手続きをおこなっていないLINE@アカウントも自動的にLINE公式アカウントへと移行されます。

LINE公式アカウントの開設方法

LINE公式アカウントの開設

LINE公式アカウントの開設LINE公式アカウントはLINEからではなく、「LINE Official Account」というアプリをインストールすることで開設することができます。

「アカウントを作成」をタップし、アカウント名や業種など指示に従って必要な情報を入力することでアカウントを作成することが可能です。

LINE公式アカウントの料金プラン

LINE公式アカウントには以下の3つの料金プランが用意されています。

  • フリープラン…無料
  • ライトプラン…5,000円
  • スタンダードプラン…15,000円

プランによる機能の違いは主に無料メッセージの通数が挙げられ、1,000通までの無料プランに対しスタンダードプランは45,000通となっています。

 

今回はLINE公式アカウントについて詳しく解説をおこないました。移行期間中である現在はLINE公式アカウントとLINE@の違いに混乱してしまうかもしれませんが、完全移行が完了することでより分かりやすくなることでしょう。

LINE公式アカウントを友だち追加する方も、開設をおこなう方も、便利なLINE公式アカウントを活用してみてはいかがでしょうか。