【インスタ】勝手にログアウトするのは乗っ取り?原因と対処法を解説




インスタはスマホ向けSNSなので、利用時はスマホアプリから使っている人がほとんどでしょう。インスタアプリを使えばログイン情報が記憶されているので毎回ログインする必要はありません。

 

しかし、インスタアプリを開こうとすると勝手にログアウトされる現象が発生することがあります。

特に警告が出たら注意しないといけません!今回は警告が出て勝手にログアウトされる現象について解説します。

 

もくじ

インスタで「アカウント所有者がパスワードを変更した」と出る現象

インスタで次のような警告が出て、勝手にログアウトしたときは注意!

勝手にログアウトされたときの警告

「○○からログアウトされました。アカウント所有者がパスワードを変更した可能性があります。」と書かれています。

 

勝手にログアウトされても何の警告も出ない状況なら、スマホの初期化や長期間ログインしなかったことによるログイン情報のリセットが原因です。この範囲内ならよくあることで、特に問題はありません。

 

ですが警告が出た場合「アカウント所有者(=本来は自分)がパスワードを変更した」と書かれているので、自分がパスワードを変更した覚えがないなら乗っ取りの可能性を疑わないといけません。

 

インスタで勝手にログアウトしてログインできない→乗っ取りの可能性

インスタのパスワードを変えた覚えがないのに「アカウント所有者がパスワードを変更した」という警告が出ると怖いですよね。この勝手にログアウトされる現象と警告が乗っ取りかどうかを確認するために、一度ログインを試してみましょう。

 

勝手にログアウトされると、一度ログイン画面に戻るか複数アカウントがある人は別のアカウントにログインします。

ログインする

ここで必要な情報を入力しても、乗っ取られたならパスワードが違ってログインできない可能性があります。すぐにできる対処法として「パスワードを忘れた場合」から新しいパスワードを再発行しましょう。

ログインリンクを送信する

「パスワードを忘れた場合」をタップするとこの画面になります。自分のアカウントのユーザーネームorメールアドレスor電話番号のうちどれかを入力し「ログインリンクを送信」をタップしましょう。

すると、登録しているメールアドレスまたは電話番号SMSでログインリンクが届きます。リンクをタップして新しいパスワードを再発行すれば、無事自分のアカウントが手元に戻るでしょう。

 

しかし、乗っ取り犯がパスワードと一緒にメールアドレスや電話番号までも変えていた場合、自分のメールアドレスなどにリンクが届かないのでこの方法は意味がありませんよね。

 

上記の方法を試してもダメだった場合、インスタグラムヘルプセンターの「アカウントの不正アクセス」から速やかに通報しましょう。

自分のアクセス権が完全に相手に渡っている状態なので、そのアカウントは不正アカウントとして削除される可能性が高いです。アカウント削除にならないためにも、次項で解説する乗っ取り対策をしっかり行っておきましょう。

 

インスタアカウント乗っ取り対策は定期的なパスワード変更

「インスタアカウントが乗っ取られたってよく聞くけど、自分は大丈夫」だなんて思っていませんか?気を抜いて対策を行っていないと、意外と簡単に乗っ取られてしまうものです。

ログイン時にはユーザー名でログインできるのですが、これはインスタアカウントを見れば載っています。なのであとはパスワードのみが必要で、推測されやすい文字列を入力してアカウントを乗っ取るという手口が多いです。

また、他のSNSで利用していたパスワードを入手して入力するという手口もあります。これはパスワードの使い回しによる弊害ですね。

ログイン情報を盗み出すためのソフトウェアもあるので「自分は大丈夫」だと気を抜いてはいけません。

 

アカウントを乗っ取られてしまったら、最悪の場合そのアカウントを削除することに。そうならないためにも、次に解説する対策をとっておきましょう!

 

定期的にパスワードを変更する

長く同じパスワードを使っていると、乗っ取り犯が片っ端からパスワードを入力したときにヒットしやすくなってしまいます。

1ヶ月ごと、3ヶ月ごとなど定期的にパスワードを変更して、乗っ取り犯にバレにくくしましょう。

 

パスワードを複雑な文字列にする

意外とパスワードを単純な文字列にしている人が多く、乗っ取り犯もあれこれ考えるよりも次から次にパスワードを入力していく方がラクなことがあります。

せっかくパスワードは英字と数字を組み合わせられるのですから、複雑な文字列に設定しましょう。

 

パスワードを使い回さない

フェイスブックを乗っ取られ、そのままインスタまで乗っ取られてしまったという人もいます。自分が忘れないように、いろいろなSNSなどでパスワードを使い回している人が多いのです。

パスワードの使い回しを甘くみてはいけません。面倒かもしれませんが、被害を最小限に抑えるためにパスワードは使い分けましょう。

 

二段階認証を利用する

インスタには二段階認証を設定することができます。あらかじめ電話番号を登録しておき、ログインしようとするとその電話番号宛てにコードが送信され、コードを入力しないとログインできないように設定できるのです。

オプション画面の「二段階認証」をタップ

まずはオプション画面に行き、下にスクロールして「二段階認証」をタップ。

ONにする

「セキュリティコードをオンにする」横のボタンをタップして青くし、ONにしましょう。

ここで電話番号を登録していない人は登録が求められるので、画面の指示に従います。ONにできたら一度電話番号宛てにコードが送られるので入力しましょう。

バックアップコードがスクショされる

最後にバックアップコードが自動的にスクショされます。バックアップコードとは、セキュリティコードが電話番号で届かなかったときに入力できるコードで、これがあれば乗っ取り犯に電話番号を変えられてもアカウントを取り返せるのです!

二段階認証は少し面倒かもしれませんが、設定しておくと安心です。

 

インスタアカウント削除時も同じエラーでログアウトする

実は「○○からログアウトされました。アカウント所有者がパスワードを変更した可能性があります。」のエラーはアカウントが乗っ取られたとき以外でも出てくることがあります。それはアカウントを削除したときです。

アプリからアカウントを削除するとき、一度そのアカウントにログインしていないといけません。ですがアカウントを削除すると強制ログアウトになり、この警告が出てくるのです。

 

「アカウント所有者がパスワードを変更」とあるので一瞬焦りますが、検索してみると自分のアカウントが消えているので正常に削除できたという証拠です。一緒に覚えておくといいですね。