Instagram(以下:インスタ)の人気の秘密は、今までのSNSにはなかった「写真や動画がメイン」という点です。
写真1枚から気軽に投稿できるため投稿される写真や動画は手の込んだものが多く、次々と有名なおしゃれなインスタグラマーが登場していますよね。
しかし、中には「それをわざわざ画像で!?」というように、文字入れした画像を投稿しているアカウントもあります。
この記事では、インスタの文字入れ画像の作り方について、フィードの投稿とストーリーズに分けてご紹介して行きます。
もくじ
❶文字だけ/文字入れの画像が流行!どんな風に投稿しているの?
文字だけ画像/文字を入れている画像のアカウントを調べて見たところ、次のような投稿に多いことがわかりました。
- 家計簿アカウントの投稿
- 勉強アカウントの投稿
- ポエムアカウントの投稿
- コスメアカウントの投稿
家計簿を普通に毎回記録するのは飽きが来てしまうので、あえてインスタを使って家計簿用アカウントを運用している方もいます。
お金や手帳をアップすることに抵抗がある人も多いかと思いますが、文字画像の投稿ならキャプション代わりに使えるのでとても良いアイディアです。
勉強アカウントも文字入れ投稿が多かったですし、格言やポエムを文字で投稿するアカウントもありました。
シンプルな背景で文字を強調した画像を投稿するのがポエム投稿の主流ですね。
他にも、コスメや美容系アカウントには文字入れ画像が増えてきました。
ポエムのように文字のみでは無く背景に写真を使用するパターンですが、コスメの名前や価格などを文字で入れることでより分かりやすく伝えることができます。
具体的には、紹介したいグッズの写真を背景とし、その上で画像を補足するように文字入れをしています。
インスタは「写真を投稿するもの」という固定観念がある人にとっては、キャプションではなくあえて画像に文字を入力して投稿するという発想は斬新ではないでしょうか。
point
インスタ利用者の立場からお話すると、フィードの投稿でわざわざキャプションを読まない人も多いもの。
なのであえて文字画像にすることで目を引きますし、きちんと自分の文章を読んでもらうことができます!
ここからはインスタに投稿する画像に文字を入れる方法について解説していきます。
インスタアプリで画像への文字は入れられない!
残念なことに、インスタアプリのデフォルトの編集機能では、画像への文字入れができない仕様になっています。
編集機能を見てみても、切り抜きや明るさを調整したりといった編集機能はあるのですが、どこにもテキスト入力機能がありませんでした。
そもそもインスタは「画像に文字を入れて投稿する」ということを想定して作られておらず、「テキスト入力はキャプションに!」というスタンスです。
そのためテキスト入力機能が無いのだと推察されます。
すでに使いたい画像がある場合や、自分で撮った写真に文字を入れたい場合でも、他のアプリを使う必要があります。
文字画像を使っている人は、フリー素材の背景を使用したり、文字は別のアプリを使って入れている人がほとんどなので、次にご紹介するアプリを使って編集してみましょう。
インスタで文字入れ投稿!便利な外部アプリ4つ
アプリを選ぶときは、次の基準で選びましょう!
- 日本語フォントが多いか?
- 直感的にカンタンに操作ができるか?
文字入れアプリは他にもたくさんあるのですが、いざ使ってみると日本語フォントが少なかったり、フォントが有料だったり、操作が複雑だったりして、思ったように使いこなせないこともあります。
今回はこの2点を基準にして選んだ文字入れアプリを4つご紹介します。
デフォルトで入っている無地画像だけでなく、自分で撮った画像にも使えるので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
文字入れアプリ1:Over
Overはネット上の無料素材サイトと連携しているのが魅力のアプリです。
アプリからおしゃれな画像を探して使用することができます。
おしゃれ画像をわざわざ検索→ダウンロード→カメラロールから選ぶといった手順を踏まなくても、Overアプリ内で検索→そのまま貼り付けができるので便利です。
文字入れアプリ2:写真文字入れ
LINE cameraの「ペイント機能」でも、前述のOverと同様の機能があります。
インストールしてトップページから「ペイント」機能へ。
このペイント機能なら、すでにデフォルトで入っている無地素材を背景として選ぶことができます。種類が非常に豊富なので、使っていて楽しくなります!
ちなみに、すでに端末の中に保存されている画像データを選ぶこともできますよ。
さらに、文字入れをする際には日本語のフォントから選ぶことができるので、とっても簡単。
色や太さを選ぶのも、数値ではなく感覚操作で行えるので、文字入れ初心者さんが使いやすいアプリとなっています。
文字入れアプリ3
Canvaはグラフィックデザインを作成するアプリです。
元々はチラシやポスターを作成するアプリですが、インスタ投稿用の画像を編集するのにも対応しています。
魅力は何と言っても日本語フォントの豊富さです!
もちろん、デフォルトで入っているオシャレなテンプレートから選んでもOK。
また、無料の背景画像も非常に豊富です。
有料と無料の区別がつきやすいのも便利ですね。
文字入れをするのも直感操作でOK。
このアプリはアカウントを登録して使うとPC版で編集することもできるので、使い込みたい方にはおすすめです。
文字入れアプリ4:写真に文字入れ:Text on Photo
「写真に文字入れ」というアプリは、手書き風の文字を入れることができます。
背景となる画像は自分で用意が必要です。
PhotoACなどのフリー素材など使って、無地の背景を探してから使いましょう。
このアプリも難しい事前知識は必要ありません。
非常にシンプルな画面なので、直感的にササッと操作できちゃいます。
文字の色が豊富なカラーから選べるのが魅力です。
また、文字を縁取ったり、文字に影をつけたりすることもできます。こちらも細かく色が調整できます。
とにかく簡単に操作したい方にはおすすめです。
文字入れの手順(LINE camera編)
それでは実際に「LINE camera」を使って文字を入れて行きましょう。
アプリをインストールしたら、ホーム画面から「ペイント」を選びましょう。
そうしたら、下の画像一覧から、背景になる画像を選びましょう。
この時、LINE cameraのデフォルトの無地の素材を選んでも良いですし、端末から文字入れしたい画像を選んでも良いですね。
編集画面に行ったら、下部のメニューから「T」のマークを選びます。
文字入れしたいテキストを自由に入力しましょう。
すると、フォントが選択できます。左の「時計マーク」のタブは過去に使用したフォントで、真ん中の「Aa」は標準で入っているフォント、「Aa+」は無料で後からダウンロードが可能なフォントです。
今回は「Aa+」の中から手書き風のフォントを選んでみます。
文字の色を好みに調整していきましょう。
文字を背景に馴染むように見せるには、文字の透明度を上げると良いです。
このままではオリジナリティが無いので、さらにフィルターをかけて色を変えていきます。
そうして一旦保存し、通常の写真の時と同様に何度かフィルターをかけたり明るさを調整して保存を繰り返すと、よりオリジナリティが出せます。
インスタの編集画面でも調整が可能です。実際にインスタに投稿した画像がこちら。
あなたの好みに合わせて、様々なテイストの画像を作ってみてくださいね。
番外編:Apple Pencilで文字入れすることもできる!
もしもiPadとApple Pencilを使用したい場合も、LINEcameraで文字入れができます。
文字の他にイラストを挿入したい時などに便利です。
先ほどのLINE cameraの編集画面から、「筆マーク」を選ぶと、自由に文字やイラストが描けます。
文字の手書きや、イラストの手描きにこだわる方は、ぜひ使ってみてください。
❷インスタストーリーズでも写真なし文字だけの投稿が可能!背景やフォント選びのコツ
ここからはインスタのフィードでは無く、ストーリーに文字入れをしたい場合について解説していきます。
フィードへの投稿ではデフォルトの編集機能で画像に文字入れができないので、文字だけ画像は外部アプリで作成するしかありませんでしたが、ストーリーだけは文字だけの投稿が可能です!
ユーザーからの「もっと気軽に投稿がしたい」「画像はないけどストーリーでつぶやきたい」という声に応え、文字だけの投稿が可能になったんですね。
24時間で投稿が消えるので、気軽にリアルタイムの出来事を投稿できるのが非常に便利ですよ!
ストーリーズの背景の変え方!(デフォルトの壁紙)
ストーリーに文字だけの投稿をするには「作成」という機能を使います。
ストーリーの機能の中から「作成」モードを選びます。
そして右下の○印を数回タップすると、様々な背景の色に変更ができます。
イメージに合うフォントを選んで、伝えたいことを入力します。
すると、写真を入れなくとも文字だけの入力が可能です。
背景を紫と黄色のグラデーションに
こちらは紫と黄色のグラデーション。「いかにもインスタの色!」という感じですね。
背景を紫と青のグラデーションに
こちらは紫と青のグラデーションです。クールな印象を与える文を書きたい時にいかがでしょうか。
背景を赤と青のグラデーションに
赤と青のグラデーションもあります。熱さと冷たさが混在するような、なんだか個性的な印象を与えますね。
背景を赤と黄色のカラーに
赤と黄色のカラーもあります。情熱的な印象を与えそうです。
背景を紫とピンクのカラーに
紫とピンクのカラーがこちら。2つのカラーなのでやや落ち着いた印象を与えます。
背景をレインボー(虹色)に
カラフルにしたいならレインボーもおすすめ。元気でポップな印象を与えます。
背景を黒に
ダークなブラックの背景もあります。テンションが落ちている時などにいかがでしょうか。
背景を白(グレーの無地)に
白(グレーの無地背景)もあります。シンプルな投稿をしたい時にはおすすめです。
背景を塗りつぶす方法!好きな色を選べる
上述した機能の他に、背景を単色にする方法もあります。
塗りつぶしの方法
まずは通常の投稿のように適当な写真を入れます。この写真は塗りつぶされて見えなくなるので、自由に選びましょう。
文字を手書きで入力できる機能を使います。
まずは1番左のペンのマークをタップします。
そして好きな色を選びましょう。
そして、画面の真ん中を長押しします。
画面が塗りつぶされました。
ちなみに、下に表示されているカラーであれば、どんな色でも選択できます。
半透明の塗りつぶし
背景を半透明に塗りつぶす方法もあります。まずは背景にしたい写真を選びます。
先ほどと同じように手書き入力のマークを押します。
そうしたら左から2番目のペンのマークを押しましょう。
好きな色を選択して、先ほどと同じように、画面の真ん中を長押ししましょう。
すると、背景画像が透けて見えつつも、フィルターのように色がつきます。
他の色でもOKです。下に表示されているカラーであれば、どんな色でも選択できます。
ストーリーズをもっとオシャレに!
ここからは、ストーリーズをもっとオシャレにする方法をご紹介しちゃいます!
文字入れ時にフォントを変更する方法
背景を単色にしたら文字を入れたいですよね!この文字のフォントも変更できるんです。
フォントを変更するには、まず画面右上の「Aa」ボタンを押します。
すると文字の入力画面に行くので、上部の文字のフォント名をタップします。
タップするたびにフォントが変わるので、自由に選んでみてください。
まず、こちらはタイプライターです。
こちらが強調というフォントです。
そしてクラシックというフォントです。
こちらはモダンというフォントです。
こちらはネオン。
そして、文字の背景にマーカーをつけることもできます。
色を選択して、左上の文字にキラキラがついたマークのボタンを押すと、文字の色が反転します。
こうすることでさらに文字が強調されます。あなたの思いを伝えやすいフォントを選んでみてください。
検索すると可愛いスタンプに出会える!
あのスタンプ機能の中に、好きなキーワードで検索できるスタンプがあるのはご存知ですか?
スタンプマークを押して、上部の検索窓に、何かワードを書きます。
検索ワードは何でもOK。例えば「いちご」を検索するといちごのスタンプが。
「パンケーキ」と検索すると、パンケーキのスタンプが出てきます。
「にゅー」と入れるとNewPostのスタンプが出てきます。
日本語でも検索できますが、英語だとさらに精度が上がり、種類が豊富に出てきます。
この記事では、インスタの文字だけ/文字入れの投稿についてをお届けしました。
文字だけの投稿は、写真や動画を撮影する手間がかかりませんので、より早く「今」あなたが思っていることを友達に共有できます。
フィードの投稿の場合には、外部アプリを使って文字入れ画像を作りましょう。
ストーリーの場合はデフォルトの機能できるので、背景の色を選択したり、フォントを変えたり、スタンプを入れたり、ひと工夫加えてあなたの伝えたいことを表現してみてくださいね。
写真や動画に加えて文字を入れることで表現の仕方は無限大です!この記事を参考に、楽しいインスタライフを送ってください。
詳細
インスタグラムの人気が急上昇している秘密は、今までのSNSにはなかった「写真や動画をメインとした発想」です。
ツイッターやフェイスブックはテキストありきの投稿でしたが、インスタは写真・動画ありきの投稿。むしろテキストを入力しなくても、写真1枚から気軽に投稿できてしまいます。
そのため、インスタに投稿される写真や動画は手の込んだものが多く、次々と有名なおしゃれインスタグラマーが登場。
ですが、中には「それをわざわざ画像で!?」というような投稿も!それは文字だけ画像!
その名の通り、おしゃれな小物やカフェ、風景など一切なく、背景はシンプルで文字だけを強調した画像。
インスタは「写真を投稿するもの」という固定観念がある人にとっては、あえてキャプションではなく画像に文字を入力して投稿するという発想は斬新ではないでしょうか。
今回は文字だけ画像の作り方や投稿方法などについて取り上げました!
インスタで文字だけの画像が流行!文字投稿はアプリを使ってるの?
インスタにはいろいろなテーマのアカウントがあります。人気なところで言えばファッション、カフェ、ペット、カメラなど。どれも「写真・動画ありき」のテーマですよね。
それでは、文字だけ画像の写真を投稿している人はどんなテーマのアカウントなのでしょうか?ファッションやカメラなどでは文字での説明が難しいので、気になるところですよね。
文字だけ画像のテーマを調べて見たところ、家計簿アカウントに多いことがわかりました。
確かに家計簿を毎回同じように載せても飽きが来てしまいますし、お金や手帳を載せることに抵抗がある人も多いかと思います。文字画像ならキャプション代わりに使えるので良いアイディアです。
しかも、インスタはわざわざキャプションを読まない人も多いです。なのであえて文字画像にすることで目を引き、きちんと自分の文章を読んでもらうことができます。
家計簿アカウントの他にも勉強アカウントも多かったです。
この文字画像を作るとき、どうやって作るのかも気になるところです。「背景はどこから?」「文字はどうやって入れているの?」などの疑問が湧いてきますよね。
実は、文字画像を使っている人は背景はフリー画像から引っ張ってきたり、文字は別のアプリを使って入れている人がほとんど。次項で文字だけ画像が作れるアプリをご紹介します。
インスタで文字だけ画像(文字画像)を作れるアプリをご紹介
それでは文字だけ画像を作れるアプリをご紹介!今回は背景と文字と別々に取るのは面倒だということで、背景も文字も選べる、オールインワンアプリをピックアップしました。
Over
Overはネット上の無料素材サイトと連携していて、アプリからおしゃれな画像を引っ張り出すことができます。
おしゃれ画像をわざわざ検索→ダウンロード→カメラロールから選ぶといった手順を踏まなくても、Overアプリ内で検索→そのまま貼り付けができるので便利です。
文字入れ機能も使いやすく、入力してフォントを選ぶだけ。その他にもスタンプなどが充実しているので、デコレーションするのも楽しいですよ。
写真文字入れ
このアプリもアプリ内に入っている背景画像を選んで文字入れができるので、どこかでわざわざ画像を探す手間も省けます。
Overよりも背景画像は少ないですが、ポップで可愛らしい画像を探している方であれば充分でしょう。
逆にOverよりもフォントの種類が豊富で、細かい編集まで可能!より目を引く画像を作りた人におすすめです。
背景と文字入れが一緒になったアプリを使って、自分オリジナルの文字だけ画像を作ってみてください!
インスタアプリで画像への文字は入れられない
すでに使いたい画像がある場合や、自分で撮った写真に文字を入れたい場合。わざわざ他のアプリを使うのが面倒で、インスタで編集後そのまま投稿したいという人もいるでしょう。
しかし残念なことに、インスタアプリで画像への文字入れができない仕様になっています。
写真にフィルターをかけたり、切り抜きや明るさを調整したりといった編集機能はあるのですが、見てみたところどこにもテキスト入力機能がありませんでした。
そもそもインスタは「画像に文字を入れて投稿する」ということを想定して作られておらず、「テキスト入力はキャプションに!」というスタンスだからでしょう。
自分で撮った画像た使いたい画像に文字入れをしたいときは、前項でご紹介したアプリを利用するのがおすすめです。
どれもアプリ内から背景画像が選べるのですが、それと同じようにカメラロールからも背景が選べるので、同じように使えますよ!
インスタストーリーで文字だけ投稿!背景やフォント選びのコツ
インスタのギャラリーへの投稿では、編集段階で画像に文字入れができませんでした。文字だけの投稿が不可能で、必ず「写真or動画+必要ならキャプションにテキスト」がルールです。
しかし、ストーリーだけは文字だけの投稿が可能!ストーリーは24時間で投稿が消えるので、気軽にリアルタイムの出来事を投稿できます。
ユーザーからの「もっと気軽に投稿がしたい」「画像はないけどストーリーでつぶやきたい」という声に応え、文字だけの投稿が可能になったんですね。
ストーリーで文字だけを投稿するには「タイプ」という機能を使います。このタイプでは好きな背景とフォントを選べて、ワンパターンになることはありません。
文字フォントは「モダン」「ネオン」「タイプライター」「強」の4種類。背景はそれぞれのフォントにつき4〜7種類で、合計22種類の組み合わせがあります。この組み合わせの中でどれを選ぶのかも楽しみのひとつです。
基本的に組み合わせは自由なのですが、文字だけでも手の込んだストーリーにしたいときは投稿のテンションごとに選ぶとおもしろいかもしれません!
例えば、悲しい出来事があった、落ち込んだというときにはシンプルなタイプライターと黒を組み合わせる。
華金やクラブなど、テンション高めなときはパーティー風なネオンと紫など。
もちろん背景は「タイプ」機能のものではなく、自分が使いたい背景を用意してカメラロールから開き、そこに文字入れをするのもおすすめです。文字も同じように4種類のフォントから選べますよ。
文字同じフォント内であればいくつでも入力できるので、ちょっと一工夫加えて、写真や動画がなくても楽しく見応えのあるストーリーを作って見てくださいね!