インスタがSNS界に登場してから、私たちは飛躍的に写真を撮る機会が増えました。その写真のレベルも上がっていき、撮り方だけでなく加工や編集までこだわっているインスタグラマーも多いです。
一方で写真初心者は自分の写真と他の人の写真を見比べて、もっと上手になりたい、おしゃれな写真が撮れるようになりたいと思っている人もいるでしょう。
そこで、今回はインスタ映えする写真の撮り方を解説します。小物の使い方やおすすめのスポットも一緒にご紹介するので、ぜひインスタ映えを狙ってみてください。
もくじ
流行語大賞にも!インスタ映えの意味
最近インスタグラマーがよく口にする「インスタ映え」という言葉。先ほど筆者もさりげなく使いましたが、この言葉の意味をご存知でしょうか?
「インスタ映え」とは「インスタに載せると映える」という意味があります。具体的にどういうことかというと、カラフルで目を引く写真やおしゃれな写真、さらには3秒以上見つめてしまう写真のこと。
例えばこの写真は被写体と色合いがマッチしており、しかも左にある赤いバスがアクセントにもなっています。こういったおしゃれな写真のことやおしゃれスポット、食べ物、アイテムなどを指して「インスタ映えする」と言うことがあります。
流行語大賞にもなっており、若者中心に日常会話で「インスタ映え」という言葉を口にすることも増えています。
インスタ映えする写真の撮り方!小物使いがポイント
インスタアカウントを持っている人であれば誰でもインスタ映えする写真が撮れるようになりたいですよね。そこで、誰でも今すぐにできるおしゃれな写真の撮り方を解説します。
インスタ映えするためのポイントは小物。素人が被写体をひとつに絞って写真を撮ってもどこか野暮ったい写真になってしまいます。そこに小物を添えることで、一気に見栄えが良くなりますよ。
こちらはコーヒーカップを上から撮った写真ですが、周りの花が華やかさを演出してくれています。こういったシンプルな構造の他に、撮りたいアイテムに花や植物、小物など添えるだけでも全然違いますよ。
化粧品を撮りたいときも雑誌やバッグ、さらに可愛いペットにも出演してもらいましょう。無造作に置いてあってもおしゃれに見えますよね。
小物選びも重要です。見せたいメインの被写体を引き立たせるものなので、華やかでおしゃれな小物がおすすめ。いくつかインスタ映えする小物を持っておくといいですよ。
食べ物や料理のインスタ映えする写真の撮り方
食べ物や料理の写真を撮る機会も多いです。外出先だと小物が限られているので、アングル勝負でいきましょう。
一番美味しそうな見えるアングルは、イスに座り食べ物を見る位置よりちょっと下の位置。自分の首の辺りで写真を撮ると食べ物の高低も表現でき、食べ物をアップできるのでおすすめ。
手で持てる食べ物ならあえて目の高さまで持ち上げて、背景と一緒に写真を撮ってみましょう。どういう場所で食べているのか雰囲気も出やすくなります。
インスタ映えする東京のスポット
東京には都会ならではの魅力がありますが、その中でも特におすすめのインスタ映えスポットも一緒に見ていきましょう。
お台場には撮影スポットがたくさん。特にシンボルプロムナード公園は花がたくさん咲いていて、どこを撮ってもインスタ映え間違いなし!
「インスタ映え=華やか、おしゃれ」というイメージなので、花や自然が豊かなところやカフェだと思っていませんか?実は歌舞伎町や銀座、神楽坂などのネオン街も立派なインスタ映えスポット!このネオン街の雰囲気は日本独特のもの。外国人ウケも抜群です。
港区にあるこのスポットはドイツの街並みを再現した場所。中に踏み込んだ途端、ドイツの街に来たような雰囲気に息を飲みます。あちこちで写真を撮りたくなりますね。
インスタ映えする場所!これからの季節の狙い目は海
東京のインスタ映えスポットをご紹介しましたが、これからどんどん暑くなってくるのと同時に注目されはじめるのは海!一部の温かい地域ではすでに海の写真を撮ってアップしている人もいます。
まだ肌寒いため、海まで行く人はあまり多くありません。しかし逆に暑くなると海の写真がたくさん増えて埋もれてしまうため、少し早めに流行を先取りするのがおすすめです!
海というと水着を着ていくものと考えるかもしれませんが、まだ少し寒いので私服でもOK。カップルでリンクコーデをして岬や砂浜で自然な写真を撮るのも楽しそうです。
撮ったその場で写真が出てくるチェキを持っていき、こんな写真撮ってみるはどうでしょうか?チェキは「写真イン写真」のようになり、簡単にインスタ映えが狙えます。
まだ早いから、季節じゃないからといって海に行かないのはもったいない!ファッション誌も真冬に夏物の撮影をしているぐらいですから、トレンドを先取りするとインスタで注目を浴びられるはず!
インスタ映えを追究しすぎるのにも問題がある
最近はインスタ映えを追究しすぎることによる問題も取り上げられています。インスタ映えする場所で最高におしゃれな写真を撮るために、カフェの席を指定して店員さんを困らせてしまったり、周りの迷惑を考えずに自撮りをしまくったり。自宅なら良いのですが、外だと人が映り込んでしまいます。
また、最近では1人に食事に行ったのに、料理がたくさん並んでいる写真を撮りたくて1人では食べ切れない量の料理を注文し、大半を残して帰るお客さんが増えているようです。これは「お金を払えば良い」という問題ではありませんよね。
ひどいときには、例えば車やバッグなど、自分の物じゃないのにあたかも自分の物であるかのように写真を撮り、インスタにアップする人もいるようです。実際にブランド店舗で買ってもいないバッグを持ってコーディネート写真を撮っている人も。
外でインスタに載せるための写真を撮るときには、周りの迷惑になっていないか、マナーはちゃんと守れているかなど気を遣いましょう。