フェイスブックユーザー数は日本では少ないものの、世界規模で見ると年々増加しています。本記事を読んでいる人でも、あまり投稿はしていなくてもアカウントは持っているという人も多いのではないでしょうか?
フェイスブックは毎年新しい機能を追加し、最大手SNSの座に満足することなく、今まで以上にブラッシュアップをしています。そんなフェイスブックだからこそ、世界中のユーザーから支持されているのです。
最近、世の中では写真に続いて動画ブームの波がやってきました。YouTubeが活発になりだし、Instagramでも動画コンテンツに力を入れているのです。その流れをくんで、フェイスブックでも動画に力を入れ始めました。
今回は最近フェイスブックがリリースしたばかりの動画配信機能、「Facebook Watch」について取り上げました!どんな機能なのか、ストーリーとの違いや使い方を解説しましょう。
もくじ
フェイスブックの新機能「Watchの動画」とは?ストーリーとの違い
Facebook Watchはフェイスブック上では「Watch」または「Watchの動画」と表示されます。これは一体どんな機能なのでしょうか?また、ストーリー動画との違いも気になりますよね。
まず、ストーリー動画とはこちらです。
自分と友達になっている人がストーリーを更新すると、ニュースフィードの一番上に新着ストーリーが表示されます。
タップしてみると、そのストーリーを見ることができるようになっていて、約15秒程度の動画になっています。これはInstagramのストーリー機能と同じですよね。
一方でWatchの動画は動画の長さが決められておらず、15秒以上の長い動画が投稿され、ユーザーはそれを見ることができます。
まるでテレビの番組のような動画や、お役立ちのHOW TO動画、豆知識動画など種類はさまざま!
そしてストーリーは個人ユーザーが投稿する動画であるのに対し、Facebook Watchは個人も企業も投稿できる、もっと本格的な動画配信サービスなのです。つまり、ストーリーよりもYouTubeに近い存在というわけなんですね。
動画配信サービスFacebook Watchの動画の使い方・観る方法
それではもっと具体的に、Facebook Watch(Watchの動画)の使い方を解説しましょう。一般ユーザーとしては、投稿するよりも観ることの方が多くなるでしょう。
フェイスブックアプリを開いたら、右下の「三」アイコンをタップし、続いて上の「Watchの動画」をタップします。
すると、Facebook Watchのトップページに移動します。ここでは自分がフォローしているページの動画は上に、その下におすすめの動画が紹介されていますよ。
下にスクロールしてみると、いくつかおすすめの動画がピックアップされています。
どのタイトルも音声は出ませんが、動画の画面だけは動いている状態になっており、タップして再生しなくても大体の概要がわかるようになっています。
その中から、試しにおすすめの動画をタップしてみましょう。
すると、このように動画の再生が始めりました。ここでは音声も出て動画を見ることができるのです。
再生中に下にスクロールしていくと、他の動画も再生されるようになっています。何度もスクロールを繰り返せばいくつもの動画をチャンネルを変えるようにザッピングすることができるんですね。
そしてなんと嬉しいことに、動画を検索して観ることもできるように!検索欄にキーワードを入力して検索すると、そのキーワードがタイトルに入った動画がヒットしますよ。
面白い動画を見つけたら観てもいいですし、テレビのようにBGMとして開いたまま置いておくのもおすすめです。
次に、フォロー中の動画について解説します。
上には「ウォッチリスト」として、自分が今フォローしているページが並んでいます。「もっと見る」をタップしてみましょう。
すると、ウォッチリストの中にフォロー中ページの一覧が表示されるのです。ただ、初めてFacebook Watchを使う人で、何もフォローした覚えがないのに、勝手にフォロー中になっている仕様のようです。
不要なページは「フォロー中」のボタンをタップしてフォローを外すことができますよ。もちろん、ウォッチリストからでも動画を再生・閲覧することができます。
新たにページをフォローするときは、フォローしたいページに表示されている右上の「・・・」ボタンをタップします。
あとは「○○をフォローする」をタップすればOK!
また、動画の再生し、上にある「フォローする」をタップしてもフォローできるようになっています。
動画配信サービスFacebook Watchの動画に投稿はできる?
Facebook Watchを見てみると、InstagramのIGTVのように個人ユーザーが長い動画を投稿しているわけではなく、企業が動画を投稿しているような印象があります。それでは、企業ではない個人のフェイスブックユーザーはFacebook Watchに動画を投稿できるのでしょうか?
実はFacebook Watchでは、フェイスブックページ(企業などが持つ、フェイスブック上の専用ページ)に投稿された動画を集めています。フェイスブックページは企業がよく利用しているため、Watchの動画も企業の印象があるのです。
しかし、個人ユーザーでも個人のフェイスブックページを作ることはできます。あとはそのページに動画を投稿すれば、Facebook Watchに載るようになるんですね。
ただ、できたばかりのページが少ない動画の本数でWatchのおすすめに載るのは難しいと言えます。やはり「おすすめ」だけあって、多くのユーザーがフォローしていたり、いいねをしている動画の方が載りやすいのです。
とはいえ、フェイスブックのストーリー機能に飽きてきた人は、自分用のフェイスブックページを作って、フェイスブック内のYouTubeのようなページにしていくのもおもしろいかもしれませんね。
フェイスブックは動画に力を入れてYouTubeに近付いている?
YouTubeもフェイスブックも昔からあるプラットフォームで、YouTubeは動画、フェイスブックや写真や文字など、ハッキリと境界線がありました。しかし、Facebook Watchのような動画配信サービスが開始されると、その境界線もぼやけていきます。
なぜなら2018年から、世間は動画ブームが始まっているのです。InstagramもIGTVをリリースして動画に力を入れてきましたし、系列会社と言えどフェイスブックも負けていられません。
この動画ブームがいつまで続くのかわかりませんが、この波に乗ることがSNSを活用するうえで重要になってきそうです。