フェイスブックユーザーは一般消費者である個人だけではありません。フェイスブックには広告を出したりすることができるので、企業の参入もたくさんあり、企業ページである「フェイスブックページ」を利用することができます。
この企業ページはフェイスブックのプラットフォームを使ったミニサイト、ミニホームページのような存在。企業はフェイスブックページを作ることでマーケティングに役立てたり、広告を出したり、ユーザーと交流をはかったりすることができるのです。
一般ユーザーは企業ページをフォローしたり「いいね!」を押したりすることができるのですが、以前は「いいね!」の数が表示されるところに「言及している人」という項目がありました。
この「言及している人」とはどういう意味なのでしょうか?そして、フェイスブックページについて「言及」をするにはどうすればいいのでしょうか?
今回は「言及している人」の意味と「言及」をする方法について解説します。
もくじ
Facebookの「言及している人」の意味とは?
今は昔の話になりますが、フェイスブックが日本に登場してから3年後の2011年頃、フェイスブックではすでにフェイスブックページを利用することができるようになって今した。さらにフェイスブックページに「いいね!」をすることも可能。
ただ、その「いいね!」してくれた人の数を表示しているところの下に「言及している人」として数字が表示されていました。それがどういう意味かまったくわからないまま使っていた個人ユーザーも企業担当者も多かったでしょう。
実は、フェイスブックの「言及している人」について、フェイスブックではきちんとユーザーが情報をまとめていました。
「言及している人」というのは、最近1週間以内にそのページに「いいね!」をしたり、シェアしたり、ページの名前を出して投稿やコメントしたりといったアクションを行なった人の数を表します。
直近の1週間単位で集計していくので、「いいね!」やフォローの数と違って「言及している人」の数字は増減しやすいのです。
ただ、この「言及している人」はしょっちゅう名前を変えていました。「○人が話をしています」だったり「○人が話題にしています」と表示されているときもありましたが、「話題にしています」の方が少しわかりやすいですね。
そして2018年11月現在、フェイスブックページを見てみると「言及しています」も「話題にしています」も消えていました。
常に「いいね!」の下に表示されていましたが、現在のフェイスブックページでは「○人がフォローしています」、さらにその下にそのページに「いいね!」やフォローをした自分の友達の名前が表示されているのみ。
「言及しています」の表示が見れなくなってしまったのです。
Facebookで言及するには、いいねなどのリアクションをすること
とはいえ、「言及しています」は企業側にとって指標ともなる数字で、マーケティングは広告、販売促進などに役立てることができました。
「言及しています」の数字が大きければ大きいほどフェイスブックで話題になっているということですから、できるだけ言及してもらうように工夫をしていたんですね。
もしかすると、今後また「言及しています」の表示が復活するかもしれません。名前を変えて「話題にしています」と表示される可能性も!
そこで、フェイスブックで「言及」する方法についても覚えておくといいかもしれませんね。
「言及」の意味としては「話があるところまで達する」という意味なのですが、フェイスブックにおいてはそのページに対して何かしらのリアクションをすることが「言及する」「話題にする」の意味となっているようです。
リアクションというのは、ページの投稿に対して「いいね!」を押したりコメントをしたり、写真のタグ付けをしたりすること。一番簡単なのは、投稿への「いいね!」でしょう。
「言及している人」は1週間単位で数字が増減するので、単純にページに「いいね!」しただけの人の数字よりも少ないです。しかしその数字が多ければそれだけアクティブなユーザーがいるということにもなります。
できるだけ話題になることは企業にとってメリットとして働くことが多いので、ユーザーに何かリアクションしてもらうのはもちろん、自分個人も一般ユーザーとして自社ページにリアクションしてみてはいかがでしょうか?
フェイスブックのハートなどリアクションアイコンの意味といいねのやり方
もっとも簡単なリアクションは「いいね!」を押すことです。
投稿の右下に「いいね!」のGOODボタンがあるのでそこをタップするだけでOK!ですが、実はフェイスブックにはGOODボタン以外にも他のリアクションボタンがあるのをご存知ですか?
こちらがリアクションボタン。それぞれのアイコンの意味を簡単に紹介します。
一番左のGOODボタンが「いいね!」ならハートは「超いいね!」、次が左から「おもしろいね」→「おどろいたね」「かなしいね」「ひどいね」という意味。ユーザーの感情をアイコンで表現できるのです!
ただ、投稿の右下の「いいね!」ボタンをタップしただけでは青い親指の「いいね!」しかできません。ハートの「超いいね!」などをしたいときには、GOODボタンを長押ししましょう。
するとこのアイコン一覧が出てくるので、好きなアイコンを選んでタップ。
するとGOODボタンがあったところはそのアイコンのマークに変わり、自分は「超いいね!」ができたということになります。
他のSNSにはこのような感情を表現できるいいねボタンはないので、フェイスブックはユニークで面白いですよね。
フェイスブックのハートやひどいねなどのリアクションの取り消し(削除)方法
ただ、間違えて違うアイコンを押してしまい、せっかく良い投稿なのに「ひどいね」のボタンを送ってしまうこともあります。そのときはリアクションを取り消しましょう!
先ほどの送ったリアクションをもう一度軽くタップします。
すると、灰色のGOODボタンに戻りますよ。あとはもう一度長押しして、間違えないように送りたいアイコンをタップするだけです。
「いいね!」でリアクションするのも、リアクションを取り消してやり直すのも簡単。投稿をスクロールして流し見するユーザーも多いですが、もっと積極的にリアクションをしていきましょう!
そして「言及している人」や「話題にしている人」などの意味も覚えておくと、いざ機能の表示が復活したときにも役立つでしょう。