【フェイスブック】IPアドレスでわかる「ログインの場所」について




SNSっていつでもどこでも、世界中にいる友達と繋がれて楽しいですよね。最近は年代を問わず、実際に会ったことがない人でもSNSを通してコミュニケーションをとるようになりました。

フェイスブックは世界中で利用され続けているSNSなのですが、名前で相手を検索でき、簡単にグループ作成やイベントの開催などもできて、人と人との関わりを密にしてくれます。

ただ「個人情報の宝庫」と言えるほどユーザーの個人情報をたくさん登録しているため、それが流出したら大変なことになるという欠点も!

 

フェイスブックユーザーは個人情報の流出やアカウントの乗っ取りから自分の身を守るため、しっかり対策をしておかないといけません。フェイスブック側もトラブルを軽減するため、様々なセキュリティ対策を行っています。

その中でも今回は「ログインの場所」について取り上げました!

いろいろなデバイスで利用しているユーザーなら一度は見たことがあるであろう「ログインの場所」。その確認方法や注意しておくべきことを解説します。

 

もくじ

Facebookのセキュリティとログインの重要性「ログインの場所」について

10年以上前からSNSはありますが、10年前のSNSのセキュリティ対策は甘いものでした。

基本的にIDとパスワードを入力してログインするのですが、ウイルスソフトなど何らかの方法でそれらのログイン情報を入手し、アカウントを乗っ取るユーザーもいたのです。

 

SNSのセキュリティが問題となる事件も多発したため、フェイスブックは年々セキュリティ対策を強めております。特にログインに関するセキュリティにはいくつか対策を講じている状態です。

・二段階認証

・IDではなくメールアドレスや電話番号の利用

・パスワードを忘れた場合の対策

・ログインアラート

・「ログインの場所」の開示

 

なぜここまでログインに関するセキュリティを高めているかというと、ログイン時の乗っ取りや、他人にログインされたことによる個人情報流出などの危険性が高いから。

SNSは使っている時ではなく、ログインする時が一番危険だと言えるのです。

 

上記のようにフェイスブックは様々な対策をしていますが、ユーザー自身でも対策できるように、今フェイスブックにログインしている場所を開示するようになりました。

知らない場所からログインされていたら気付けるように、新しいデバイスでのログインはアラート(通知)で知らせてくれたりもします。

 

Facebookの「ログインの場所」はIPアドレスで分けられている

ではどこからログインの場所が見れるかを解説しましょう。スマホアプリもありますが、アプリでは確認できないのでPCやブラウザを利用してフェイスブックを開きましょう。

「設定」をタップ

フェイスブックを開いたら右上の逆三角形から「設定」をクリックします。

「セキュリティとログイン」をタップ

続いて左側に「セキュリティとログイン」と出てくるので、そこをクリックして開きましょう。すると「ログインの場所」という項目が出てきますね。

筆者を例に挙げると、MacとiPhoneの2つのデバイスでログインし、それぞれの位置情報から「どこでログインしているか」も表示されています。

 

実は「ログインの場所」は使っているデバイスだけではなく、そのデバイスを使っている場所までもわかるのです!

スマホやPCには必ず「Web上の住所」と言われるIPアドレスが埋め込んであり、位置情報も自動的に読み取れるようになっています。フェイスブックはIPアドレスと位置情報を利用してログインしている場所を割り出しているんですね。

 

ちなみに、フェイスブックでは位置情報のON/OFFを切り替えることができるのですが、ここでOFFに設定しても必ず「ログインの場所」での位置情報は機能しています。

Facebookで進行中のセッションの場所が違うときは

この「ログインの場所」機能の目的は、ユーザーが自分自身で「見知らぬ場所からのログイン」に気付けるようにすること。

例えば自分が東京に住んでいるのに、北海道からのログインがあったときには「ログインの場所」に「北海道」と出てくるのです。

また「ログインの場所」ではなく「進行中のセッション」と表示されることもありますが、どちらも同じ意味です。

 

身に覚えのない場所でログインがあった場合、以下の可能性があります。

・情報が正確じゃない

フェイスブックは自分が実際にいる場所を正確に読み取るほどの性能は今のところありません。おおよその場所しか表示されないため、位置情報がずれることもあります。

 

・ログアウトしていない

以前北海道に行った時にフェイスブックにログインし、そのままログアウトしていないと「ログインの場所」に表示されたままになります。また、友達のデバイスでログインした場合も同様です。

 

・他人がフェイスブックアカウントにログインした

一番怖いのはこれで、他人が自分のアカウントを乗っ取ろうとした可能性があります!

 

もし明らかにログインの場所が遠かったり、行ったことのない場所だったりした場合は他人が自分のアカウントにログインした可能性があるということを疑いましょう!

 

Facebookで勝手にログインされたらすぐわかるようにする方法

ただ、毎回「ログインの場所」を確認するのも手間ですよね。勝手にログインされたときにすぐ気付けるようにログインアラートをつけておくことをおすすめします。

ログインアラートはスマホから設定できますよ。

 

プライバシーセンター→認識できないログインに関するアラート

スマホの設定画面からプライバシーセンターを開き「認識できないログインに関するアラート」をタップ。

ログインアラートをオンにする

フェイスブックの通知、メッセンジャー、メールなど通知の方法があるため、それらをオンに設定しましょう!

この設定をしておけばフェイスブックで普段使わないデバイスからログインがあったときにはすぐに気付けるでしょう。

 

Facebookのオンライン中表示で今のログインの場所がわかる!削除するには

先ほどの「ログインの場所」をもう一度見てみましょう。

「オンライン中」の表示

その中に「オンライン中」の表示がありますよね。それは「今この場所で、このデバイスを使ってフェイスブックを利用しています」という意味。

自分が今使っている端末なら問題ないのですが、もし見知らぬ場所で「オンライン中」のマークがあったら他人がログインしている可能性があります!

 

最後に見知らぬデバイスでのログイン情報を削除する方法の解説です。

やり方は簡単で、ログインの場所に表示されている横にある、縦の「・・・」をクリック。そのまま「ログアウト」をクリックします。

さらに、また乗っ取られないようにパスワードも変更しておきましょう。

 

ログインアラートをつけて、たまに「ログインの場所」を確認することでトラブルは減るでしょう。ぜひ活用してくださいね!