【フェイスブック】災害支援ハブとは?使い方と通知非表示・消す方法




日本ではツイッター、インスタグラム、フェイスブックといったSNSが人気ですが、その中でもフェイスブックは単なるSNSではありません。他のSNSとどう違うかというと、ただ機能が多いだけでなく、ユーザーの生活に役立つ機能が盛り沢山なのです!

例えばクーポン。フェイスブック内で企業が発行したクーポンを使ってユーザーはお得に買い物ができるし、発行側も集客に繋がってwin-winの関係が築けます。

 

しかし今回取り上げたいのは「災害支援ハブ」という機能。実は他のSNSには実装されていない機能で、この機能があることで、災害時に「私たちの遠くに住んでいる友達は大丈夫か?」などを知ることができるのです。

今回はこの「災害支援ハブ」でできることや使い方、通知の消し方などを解説しましょう!

 

もくじ

フェイスブックの「災害支援ハブ」とは?

災害支援ハブとは、世界のどこかで災害が起きたときに、もしその地域に友達が住んでいたら友達の安否確認をしたり、逆に自分が災害に見舞われたら自分の無事を知らせることができる機能です。

それだけでなく何の関係のないユーザーも被災地に支援物資を送る手続きをしたり、逆に被災地が支援物資の要求をすることもできます。

地震、台風、火山の噴火などで日本は自然災害が多い国。災害支援ハブはそんな国にこそ重宝される機能だと言えるでしょう。

 

災害支援ハブの使い方

それでは災害支援ハブの使い方を解説しましょう。まず、災害支援ハブを使うための設定や登録などは必要ありません。

機能を開くには、フェイスブックアプリを開いて右下「三」→「もっと見る」→「災害支援ハブ」の順にタップすればOK!

「三」マーク→もっと見る

災害支援ハブを開く

仕組みとしては①地震などの災害が起こる→②フェイスブックに報告される→③フェイスブックがその地域にいる人・その地域に友達がいる人にアラート(通知)を送る→④災害支援ハブの全機能が使えるようになるという流れです。

 

③では、もし自分が被災地やその近くにいた場合、フェイスブックから「友達に自分の無事を報告しましょう」という通知が届きます。

通知された画面を開き「自分の無事を報告」または「該当地域にいない」をタップすれば友達に自分の無事が報告されます。

友達の無事が報告された

自分の友達の無事が報告された側は、上のような通知が届きます。友達が大丈夫だとわかると安心ですよね。

これは災害支援ハブの中の「セーフティチェック(災害時安否確認機能)」と呼ばれています。

 

最近起きた災害一覧

災害支援ハブを開くと、最近起きた災害一覧が表示されます。一番上には自分に関係のある災害が表示されているでしょう。ここで「詳しくはこちら」をタップしてみます。

起きた災害の情報

すると実際に起きた災害の情報が詳しく出てきます。自分の友達の安否もここで確認でき、そこに住んでいる地域の友達が表示されるため「他に誰が住んでたっけ?」と悩むこともありません。

 

寄付もできる

災害支援ハブから被災地に寄付することもできます。「寄付する」をタップすれば上の画面になり、寄付する金額と支払い方法を選択して寄付しましょう!

 

facebookで災害時情報センターもチェックしよう

フェイスブックは直接ユーザーの安全を守ることはできませんが、災害支援ハブのおかげで私たちの友達や家族の安否確認ができます。

実際に災害が起きたときって電話線もネット回線も混雑するため、なかなか連絡がつきません。

以前災害が起きたときはTwitterやLINEを経由して安否確認がされていましたが、フェイスブックの災害支援ハブはすべての情報をひとまとめにしてくれるのでとても助かる機能です。

 

災害支援ハブには「災害時情報センター」といって、友達の安否確認や寄付の他に災害などに関する情報や支援などができます。

例えばコミュニティヘルプ機能。被災地へのお金以外の救援物資(水、赤ちゃん用品、ペット用品など)の要請や提供をすることができ、被災地が復興するまでの生活を援助します。

募金キャンペーンではフェイスブック上で自分が募金活動を行い、ユーザーから寄付金を集めることができます。著名人が呼びかけることで寄付する人も増えるでしょう。

 

そしてさらに、災害に関する記事、画像、動画も自動で収集されるようになっています。

被災地に住んでいるユーザーは災害時の画像や動画を投稿したり、記事にしたりとアクションしてくれるので、フェイスブックがその投稿をひとまとめにしてくれるのです。

被災地の様子や呼びかけ、自分にできることなどを教えてくれるので、何の関係もない人であっても災害の様子が見ておくと良いでしょう。

 

災害時情報センター(セーフティチェック)についてはこちらのFacebook newsroomの記事もご確認ください。

 

Facebookの災害支援ハブの通知を消す・非表示にする方法

実際に災害が起こるとユーザーはセーフティチェックの通知を受け取ります。しかしたまに、災害が起きた地域に友達がいすぎてそのアラートが止めどなく鳴り響き、うるさく感じる人もいるでしょう。

別に通知を受け取らなかったからといって誰が無事かがわからなくなるわけではありません。上記の「災害支援ハブ」で災害情報を開けば友達一覧が表示されるからです。

 

そこで「通知はいらないよ」という人はアラートをOFF、または非表示にしてしまいましょう。やり方は次の通りです。

通知横の「・・・」をタップ

まずは通知を受け取ったら横にある「・・・」をタップします。

お知らせの非表示orお知らせOFF

この画面になるので上の「お知らせを非表示」か「お知らせをOFF」をタップします。非表示にすると画面からは消えますが通知は届きます。通知を完全に消したい場合は下のOFFにするを選びましょう。

 

Facebookの災害支援ハブの通知消えないときの原因

ただ、上記の方法でも災害支援ハブのセーフティチェックの通知が消えないときがあるようです。原因としてはいくつか考えられます。

 

まず、お知らせをOFFではなくお知らせを非表示の方を選んだという場合。タップミスなどでよくあるので、改めてお知らせをOFFに設定しましょう。

またインターネット環境によるエラーやブラウザ、フェイスブックアプリによるエラーもあります。何度か試したり、ブラウザや端末を変えるなどで対処してください。

 

ただ、災害支援ハブの通知は1回消してもしばらくするとまた復活することがあるようです。やはり人命に関わる大事なお知らせなので、フェイスブック側が設定をリセットし、友達の安否を報告できるようにしているのかもしれませんね。

 

災害支援ハブについて知っておくと、いざというときに役に立ちます。その前に、災害にはしっかり備えておくことも大切ですよ。