【2024年11月23日更新】
Instagram(以下:インスタ)では、フェイスブックやツイッターと同じように1対1の個人メッセージをやり取りできる「ダイレクトメッセージ」機能があります。
便利な機能ですが、使っているうちにいくつか疑問が生じますよね。
例えば、ダイレクトメッセージそのものを全部削除することはできるのかといった疑問や、メッセージの中の一部を削除すると、相手の画面上ではどう表示されるのかといった疑問です。
今回はこれらの疑問について検証してみました!この記事ではダイレクトメッセージ機能の「削除」にまつわる疑問について丁寧に解説していきます。
もくじ
インスタのダイレクトメッセージを(DM)削除する方法
まず、インスタのダイレクトメッセージ(以下:DM)を削除する方法について簡単にご紹介します。
メッセージ履歴の見方
DMの履歴をみたい時は、タイムラインを見るようにホーム画面に行き、右上の紙飛行機のマークをタップします。
すると、貰ったDMがやストーリーズへのアクションなどが一覧になって表示されます。
そして、読みたい人のアイコンをタップすると、DMの画面(トークルーム)が開きます。
メッセージを消す方法
まず、メッセージを消すには、以下の2つの方法を試してみましょう。
スレッドごと削除する方法(iPhone/Android)
DMをスレッドごと丸ごと削除するには、先ほどのメッセージ一覧画面から操作します。
iPhoneの場合はそのスレッドを左にスワイプしましょう。
「削除」をタップでメッセージが消えます。
一方、Androidの場合は、該当のメッセージを長押しします。
すると、以下のようなポップアップが出てきます。
このまま「削除」をタップすると、スレッドごとメッセージが消えます。再確認などは無いので、本当に消しても良いのか、よく考えてから操作を実行しましょう。
間違った時専用の個別削除「送信取り消し」
送信取り消し機能は、送ったメッセージの中で一部のみを消せる機能です。
まずは消したいメッセージを長押ししましょう。
Androidの場合は「メッセージの送信を取り消し」という選択肢が表示されました。
本当に削除してもいい場合は「送信を取り消し」を押します。これでDMの一部の削除完了です。
インスタのダイレクトメッセージ(DM)を削除した時の相手側の画面
それではいよいよ2つのアカウントを使って、相手の画面からも消えるかどうかを検証していきましょう。
DMの削除方法は2つ。1つはスレッドごと全削除する方法、もう1つはスレッド内のメッセージを単体で削除する方法でしたね。
それぞれの場合に分けて解説していきます。
ダイレクトメッセージ(DM)のスレッドを削除しても相手側に通知されない
結論からお話すると、インスタではDMのスレッドごと丸ごと削除した場合、相手に何も通知が行きません。
なので、自分がこっそりメッセージのスレッドを削除してもすぐに気付かれることはないでしょう。
しかし、DMをスレッドごと削除したのが気付かれるパターンがあります。
- 相手がメッセージを読んでいてそのメッセージがあったことを覚えている場合
- ②DM受信のプッシュ通知がきているのにDMを確認しても何も無い場合
相手がプッシュ通知をONにしている場合、DMを受信した時点で通知が届きます。その後にあなたがスレッドごと削除したとしてもその通知は残ったまま。
そう、通知を開いてもメッセージがなかったら不審に思いますよね。そのことについては覚えておいた方が良いでしょう。
DMの一部を削除すると相手側の画面でも消える!
次にDMの中の一部を削除(送信取り消し)することで、相手の画面上ではどうなるのかを検証していきます。
四角で囲んだ部分の顔文字を削除してみます。
まずは自分の画面から特定の一文を「送信取り消し」で消します。
これでメッセージの一部を削除(送信取り消し)することで両方の画面から消えることがわかりましたね。
しかし、この操作をすると相手の画面には「送信者が送信を取り消したため、このメッセージは表示できなくなりました」という通知が行きます。
要点
- 送信取り消し(一部削除)することで相手の画面からも削除される
- 相手に通知が行くのでバレる
- 誤字があった時以外はあまりおすすめできない
ここまででわかったのは、メッセージのスレッドの全削除の場合は相手の画面にスレッドもメッセージもそのまま残るけれど、個別削除は相手側の画面からも消える、ということ。
相手の画面からもメッセージを全削除したい場合はひとつひとつ消していく必要がありそうです。
インスタでアカウント削除してもDMは残る!
そして、アカウントを削除したらDMはどうなるのかについても検証してみました!
インスタアカウントの削除方法は次の通り
①ヘルプセンターで「アカウント削除」と検索
②「アカウント削除」のリンクをタップ
③削除の理由とパスワードを入力して完了
インスタアカウントを削除した後に、相手のDM画面を確認してみました。
すると、削除したアカウントのアカウント名ではなく「インスタグラマー」という名前に変わっていました!
メッセージ自体はそのまま残っており、スレッドを開くと読むことができます。
アカウント削除と一緒にメッセージ削除も考えているユーザーは、あらかじめ送信取り消しでメッセージを消して置くことをおすすめします。
インスタのDMを削除したら復元できない!
最後に一度削除してしまったDMは二度と復元できないということも覚えておきましょう。
序盤でも解説した通り、インスタのメッセージを個別で削除した場合、相手側の画面からも削除されてしまいます。
もしもそれが大事な内容だった場合、証拠も残らずユーザー同士で「言った・言わない」のトラブルになります。
補足
一部ではDMの復元ができるという情報が出ていましたが、調査したところその情報はデマでした。この情報が出た要因となったのが「インスタの投稿に対するコメントを復元できる」という情報によるものです。
インスタのDMを削除する場合はよく検討しましょう!
インスタのDMが勝手に消えていたのは相手が消したから?
相手から来たDMの一部が消えていたのだとしたら、それは相手が消した可能性が高いです。そしてその後の通知をあなたが見逃してしまったのでしょう。
しかし、自分が送信したDMの一部が消えている場合は、相手のせいではありません。相手の画面からは、あなたのメッセージについて「送信取り消し」の操作ができないからです。
自分が送信したDMの一部が消えてしまった場合には以下に該当しないか確認してみてください。
- 連投している途中で送った内容が消えた→ラグが起こって、メッセージが一部うまく送信できなかったと思われます。時間を空けて投稿し直しましょう。
- 過去に送ったはずの内容(履歴)がなぜか消えた→Instagram側で不具合が起こっていると考えられます。設定から問題を報告しましょう。
今回は、InstagramのDMを「削除」する方法についてをご紹介しました。
このように細やかな仕様を覚えておくことで、さらに便利に使うことができますよね。
この記事がお役にたてば幸いです。
詳細
写真・動画をメインコンテンツとしたSNS・インスタグラムでは、自分の投稿に「いいね!」をもらったり、フォローしている人の投稿にコメントをしたりしてコミュニケーションを取ります。
またフェイスブックやツイッターと同じように1対1の個人メッセージをやり取りできる「ダイレクトメッセージ」機能もあります。
通常、ダイレクトメッセージでは自分のメッセージを削除することができますが、自分の端末からは消えても相手のメッセージ画面には残っています。今や誰でも使っているLINEでさえ、相手のメッセージを勝手に削除することはできません。
しかし、実はインスタでは自分のメッセージを削除すると相手のダイレクトメッセージのスレッドからも消えるのです!ですが、本当に消えるのか疑問に思うユーザーもいますよね。
今回は本当にダイレクトメッセージを削除したら相手の画面からも消えるのか検証してみました!それと合わせてメッセージの削除方法と、スレッドごと削除する方法も一緒に解説します。
インスタのダイレクトメッセージ(DM)を削除しても相手に通知されない
インスタでは投稿に対して「いいね!」を送ったりコメントをしたりすると投稿者に通知されます。他にもストーリーに絵文字を送るなどのリアクションをしたり、個別メッセージを送ったりしても通知されます。
いろいろ通知される機会があるからこそ、ダイレクトメッセージ(以下、DM)も受信した時だけでなく削除したときも通知されるのではないかと気になりますよね。DM削除を通知されると都合が悪い人もいるでしょう。
しかし、メッセージを削除したからといって相手に削除通知が届くわけではなさそうです。なので、自分がこっそりメッセージを削除してもすぐに気付かれることはないでしょう。
ではメッセージ削除が気付かれるパターンとは何でしょうか?それは、①相手がメッセージを読んでいてそのメッセージがあったことを覚えている場合、②DM受信のプッシュ通知がきているのにDMを確認しても何も無い場合の2つです。
そう、DMを削除したら相手に通知は届きませんが、プッシュ通知をONにしている場合、メッセージを受信したら通知が届きます。通知を開いてもメッセージがなかったら不審に思いますよね。
まずはメッセージを削除する際に注意すべきことをしっかりと覚えておきましょう!
インスタDMのスレッド内メッセージを削除すると相手も消える
それではいよいよDMのメッセージを削除すると相手側からも消えるかどうかを2つのアカウントを使って検証していきましょう。
DMの削除方法は2つあります。1つはスレッド内のメッセージを単体で削除する方法と、もう1つはスレッドごと全削除する方法です。
まずはメッセージを単体で削除する方法について見ていきます。
こちらが相手のDM画面です。
自分の送ったメッセージの中から削除したいメッセージを長押ししましょう。
するとこのように出てくるので「送信を取り消し」をタップしましょう。
次に送信取り消しの確認画面が出てくるので、もう一度「送信を取り消し」をタップします。これでDMの削除完了です。
それでは本当に相手のDM画面からも削除されたのかどうかを確認してみましょう。
見てみると、相手のDM画面からもメッセージが削除されました!これでメッセージ削除は両方の画面から消えることがわかりましたね。
ただ、こっそり削除したい人は後から「言った・言わない」のトラブルになりやすいので、削除するときは気をつけましょう。よっぽどのことがない限り、DMは残しておいた方がいいかもしれません。
インスタのメッセージを全削除した場合相手も消えるのか?
続いてインスタのDMをスレッドごと全削除する方法と、相手の画面からの見えるのかどうかを検証します。
スレッドごと削除したいときは、そのスレッドを左にスワイプしましょう。
すると右側にこのように出てくるので「削除」をタップします。
こちらも確認されるので、もう一度「削除」をタップしましょう。これでスレッドごとの削除完了です。
では相手のDMスレッドを見てみましょう。
相手側のスレッドは残ったままでした!メッセージも削除されず、スレッドを開けばそのまま読めます。
これでわかったのは、メッセージの個別削除は相手側の画面からも消えるけど、スレッドの全削除の場合、相手の画面からスレッドもメッセージもそのまま残るということ。
相手の画面からもメッセージを全削除したい場合はひとつひとつ消していく必要がありそうです。
インスタでアカウント削除したらDMはどうなる?
インスタの個別メッセージの削除とスレッドごとの削除について見ていきましたが、ここで気になるのが「アカウントごと削除したらDMはどうなるのか」ということではないでしょうか?
もう使わないインスタアカウントを削除しようと思ったとき、自分の痕跡を削除したいなら相手に送ってしまったDMも消したいですよね。そこで、このアカウント削除についても検証してみました!
インスタアカウントの削除方法は次の通り
①ヘルプセンターで「アカウント削除」と検索
②「アカウント削除」のリンクをタップ
③削除の理由とパスワードを入力して完了
インスタアカウントを削除した後に、相手のDM画面を確認してみました。
すると、削除したアカウントのアカウント名ではなく「インスタグラマー」という名前に変わっていました!メッセージ自体はそのまま残っており、スレッドを開くと読むことができます。
自分のアカウント名は消えるものの、メッセージそのものは残るという結果に。
ずいぶん前にやり取りした相手であれば、メッセージだけ残ってもその相手が誰なのかって忘れていそうですよね。
アカウント削除と一緒にメッセージ削除も考えているユーザーは参考にどうぞ!
インスタのDMを削除したら復元できない!
最後に一度削除してしまったDMは復元できないということも覚えておきましょう。
最初の方でも解説した通り、インスタのメッセージを個別で削除した場合、相手側の画面からも削除されてしまいます。もしもそれが大事な内容だった場合、証拠も残らずユーザー同士で「言った・言わない」のトラブルになります。
一部ではDMの復元ができるという情報が出ていましたが、調査したところその情報はデマでした。この情報が出た要因となったのが「インスタの投稿に対するコメントを復元できる」という情報によるものです。
インスタのDMを削除する場合はよく検討しましょう!