あなたは毎日、どれくらいの頻度でSNSを開いていますか?SNSにもいくつかの種類があり、日本でよく利用されている三大SNSはTwitter、Facebook、Instagramではないでしょうか。
今どきひとつだけ利用しているという人は少数派で、誰でも複数SNSでアカウントを持っています。複数もあると朝晩だけでなく、ちょっとスキマ時間があったときなんかについ開いてしまいますよね。
しかし、特にフェイスブックは本名で登録してリアルの自分として使うからか「フェイスブック疲れ」が出ている人がたくさんいるようです。
そこで今回は、人々がフェイスブックに疲れてしまう現状について取り上げました。疲れる原因やフェイスブックをやめようと思った本当の理由などを解説していきます。
もくじ
SNS疲れはフェイスブックから!?しんどい・面倒という人も
TwitterもInstagramも確かに毎日見ていると、精神的に疲れてしまうことがあるでしょう。しかし、そのどちらも疲れて距離を置きたくなったら開かなければ良いのです。スマホでやっている人は思い切ってアプリを消してしまうのもアリ!
しかし、フェイスブックとなるとちょっと違います。本名で登録しているため、フェイスブックの友達はリアルでの繋がりがある人ばかり。知り合いの近況を把握しておきたい人もいるし、フェイスブックで連絡を取り合うという人もいるでしょう。
このとき、フェイスブックをやめてしまったら他の2つのSNSよりもデメリットがありますよね。
「知り合いとまた疎遠になるのはちょっと…」とズルズルとフェイスブックを使い続けて、その結果フェイスブック疲れになってしまうのです。
どちらかというと、気軽に人と付き合えるTwitterやInstagramとは違って、フェイスブックはちょっと重い付き合いになることが多いです。SNS疲れはTwitterやInstagramよりも、フェイスブックから発生してしまうんですね。
このユーザーのように人間関係に疲れる人もいれば、とにかく他人の投稿をみるのがしんどいだとか、いちいち「いいね!」を押すのが面倒だという人もたくさんいるのです。
Facebookが疲れる原因や理由を分析
では「フェイスブックで人間関係に疲れた」といいますが、具体的にどのように疲れてしまうのでしょうか?フェイスブックが疲れる原因や理由を分析してみましょう。
もしあなたがフェイスブックに疲れているなと感じたら、まずは紙とペンを用意します。その紙にフェイスブックをやりたくない理由や、面倒だと感じること、どういうところが疲れるかなどをすべて書き出してみましょう。
きっと、ほとんどの人は次のような事柄を書いているのではないでしょうか?
・友達の投稿を見るのがしんどい
・その投稿に「いいね!」を押したり、交流のためにコメントをするのが面倒
・コメントも心からの言葉というよりも社交辞令が多い
・見ててもたいした収穫はないのにダラダラ見てしまい、時間を浪費する
・機能が多くてイマイチ使いこなせない
・通知が多い
・会社の先輩や上司の投稿はチェックしないと不安
・流行ものなどもチェックしておかないと置いてけぼりになりそう
などなど…
これらの悩みの9割は人間関係の悩みです。では、逆にフェイスブックが本名登録ではなく偽名登録だった場合はどうでしょうか?友達は趣味の合う人だけで、気に入らない人は気軽にブロックもできますよね。
そう…フェイスブック疲れを引き起こしているのは本名登録による匿名性の低さです。SNSといえどちょっと背筋を伸ばして使わないといけないため、疲れてしまうんですね。
Facebookでの自慢が一番疲れる?ウザいと思われているかも
きっとフェイスブックが疲れる原因1位は「他人の自慢投稿」を見ることではないでしょうか?
フェイスブックにおしゃれな写真を載せ、楽しそうな文章を綴るいわゆる「リア充」の人たち。セレブな生活をしているとか、旅行に行ったとか、子供の出来が良いとか、なんでもかんでも自慢したがる人がいます。
そんな自慢投稿をいつも見ているとこちらが疲れてしまいますよね。しかも、知人や友達だったらスルーするわけにもいかず毎回したくもない「いいね!」やコメントをしている人もいるのではないでしょうか?
また、ポジティブな自慢だけでなく、ネガティヴな自慢をする人もいます。自分の不幸自慢や、会社の人・家族の愚痴にと暗い投稿ばかり。
日本人は優しいので、暗い投稿で落ち込んでいる人を見つけたらコメントやメッセージを送って元気付けようとしてくれる人もいるでしょう。しかし、それも毎回になると確信犯とみなされ、元気付ける側も面倒臭くなってしまうのです。
あなたも自慢投稿が他人事だとは思わず、自分も誰かを疲れされるような自慢投稿をしていないか、確認しておいたほうがいいかもしれません。
日本人のフェイスブック離れが急増中!やめた本当の理由
外国人に比べ、日本人のフェイスブックユーザーは極端に少ないです。確かに誰でも登録はしているのですが、ここまで解説したきたようにフェイスブックに疲れてしまって、フェイスブック離れしていった人が多いんですね。
フェイスブックに疲れたら離れていくのが自然ですが、実はフェイスブックをやめた本当の理由って別にあるのかもしれません。
先ほども解説したようにフェイスブックで人間関係や誰かの自慢投稿に疲れてしまう人が多いです。しかし、逆に疲れない人もいます。その違いってなんでしょうか?
それは自分自身なんです。他人の自慢投稿を見て無意識に自分の人生と比較してしまい、落ち込む人。他人の投稿を見ても「自分は自分」としっかり切り分けて、マイペースに続ける人。
前者は必ずフェイスブック疲れ=比較することに疲れてしまい、後者は他人の投稿で揺らぐことはありませんよね。
また、フェイスブック疲れではなくフェイスブックのエラーの多さにうんざりしてやめる人もいるようです。
これはフェイスブック側に落ち度があるので、これでユーザー離れしてしまうのは仕方ないのかもしれません。フェイスブックが改善してくれることを願いましょう。
「Facebookは貴方の人生をブチ壊す」って本当?
ネット上では「フェイスブックで人生台無しに」とか「フェイスブックが人生をぶち壊す」という意見が飛び交っています。それって本当なのでしょうか?
これはフェイスブックを使ったら必ず人生が台無しになるのではなく、その人の使い方やSNSの相性によるものが大きいです。
前項で解説したように、他人の人生と自分の人生を比較したら疲れますし、無理して見栄を張理、真似しようとして人生が台無しになることもあるのです。
フェイスブックを楽しく使いたいなら、他人と自分を切り分けることが大切!どうしても他人が気になってしまう人は、フェイスブックとの相性が良くないのかもしれません。
自分が楽しいと思う使い方をしてくださいね!