フェイスブックユーザーは数億人とのぼりますが、ニックネームやハンドルネームを登録するのが当たり前のSNSと違って、実名登録が規約で決められています。
なので、ネット上に自分の本名を晒すのが怖いと思っている人も多いでしょう。名前と写真で個人が特定されるうえに、なりすまし被害や身バレなども十分にあり得るのです。
今回は「フェイスブックが怖い」と言われる理由や要素について取り上げました。フェイスブックで起こった人間関係のトラブルや問題点、そして安心してフェイスブックを使う方法までを解説します。
もくじ
Facebookを見るのが怖くなる?本当にあった怖い話
フェイスブックはリアルの友達と繋がれるので、懐かしい人、仲の良い人、お世話になった人などを検索して見つけることができます。フェイスブックのコンセプト通り、リアルの生活をネット上で再現できるのです。
しかし、ネット上にまで人間関係を持ち込むと後で怖い思いをすることも。まずはフェイスブックで本当にあった、人間関係の怖い話をお教えしましょう。
出会い目的で迫ってくる男性
突然知らない外国人から友達申請が来て、共通の友達がいたので友達になった。その後メッセージが届き「可愛いね」「笑顔が素敵だ」と英語で言ってくる。
外国人なので挨拶程度のものかと思っていたら、今度は「日本に遊びに行くよ」「会いたい」とエスカレート!最終的には陰部の写真を送りつけられ愕然…。
写りがブスな写真に容赦なくタグ付け
SNS大好きな友人と遊びに行ったとき、いちいち写真を撮っていた。後でSNSに載せるのだろうと思って、その日の夜には投稿されていたのだけど、それを見て殺意が湧いた。
私の写りがブスになっている写真を大量に載せていて、しかもご丁寧に容赦なくタグ付けされていた。ブスな写真が出回ることに…。
恋人を煽る投稿をする人
友達のKくんと一緒に飲みに行ったら、Kくんがフェイスブックにそのことを投稿。それは良いんだけど、内容が酷いものだった。
「Aちゃんと密会なう♪彼氏さん、サーセンw」と書いてあった。共通の友達と繋がっているし、やましい気持ちは無いのになんだか気まずくなる。
明らかに危険だと思われる行動や、ちょっとした行動でも人間関係に亀裂が入る原因になり得ます。それがフェイスブックの怖さです。
Facebookのやばい人・危険人物はこんなアカウント
フェイスブックに登録したらリアルの知り合いはもちろん、実際に会ったことがない人でも友達登録をする機会があるかと思います。
相手のことをよく知っているなら良いのですが、よく知らずに「共通の友達がいたから」という理由で友達登録するのは考えものです。
フェイスブックで友達になるとやばそうな人、危険人物を匂わせるアカウントの特徴をまとめました。友達になるか判断に迷ったときに参考にしてみてください。
・友達が異性ばかり(男性なら女性ばかりと友達になっているなど)
・投稿がゼロ。プロフィール写真を変更した投稿もない
・出身地、血液型など公開しても大丈夫そうな個人情報も載せていない
・明らかに人が不快になるような投稿をしている人
・繰り返ししつこくメッセージを送ってくる人
やっぱりFacebookで実名を晒すのは怖い?
フェイスブックで一番怖いことといえば、実名を晒すことではないでしょうか。実名で投稿することで簡単に嘘はつけないし、よりリアル感が増すというメリットがありますが、デメリットもたくさんあります。
・なりすまし被害を受けやすい
・アカウントがバレて欲しくない相手にまで身バレする
・個人情報がわかる
しかし、このデメリットを感じながらもフェイスブックを利用する人は多いですよね。
それはやはりフェイスブックのグループや友達登録など、コミュニティの繋がりの強さが魅力的である部分が大きいと思います。
また、ビジネス面でもマーケティングできたり広告が出せたりと、企業にとって便利な機能がついているのも魅力的です。
Facebookの問題点とは?写真も危険要素
フェイスブックを使ううえでの問題点(デメリット)をまとめました。
・実名登録と写真で身元が簡単にわかる
・出会い系目的で利用する人が後を絶たない
・乗っ取られたら一気に個人情報が流出する
・チェックインすることで位置情報が簡単にバレる
・副業や金儲け目的での友達申請が多い
フェイスブックにはやはりそれなりの問題点があることも事実。特に実名+写真で身バレすることのリスクは大きいでしょう。
しかし、自分の身バレだけでなく、何気なく写真を載せるときにも注意しないといけません。写真に写っている人のタグ付けをしていなくても、友達ならわかる人にはわかりますよね。
例えばイベントに参加した写真を載せたら、参加していない友達が「私は誘われなかった」と不快になることも。
また、何気ない写真を載せただけなのに友達が会社に身バレしてしまうと言うトラブルも。写真の扱いには気をつけましょう。
フェイスブックの「知り合いかも」に出てくるのが怖い
フェイスブックには新たな友達を紹介する「知り合いかも」という機能があります。リアルの友達が表示されることもありますが、全然知らない人が出てくることの方が多いです。
しかし、自分にアカウントが紹介されるなら、誰かに自分のアカウントも紹介されているということ。フェイスブックで身バレしたくないという人にとっては、かなり怖い機能ですよね。
「知り合いかも」に出てこないようにはできないので、対策として自分だと特定されないように設定を工夫する必要があります。
まず、名前を漢字表記ではなくローマ字表記にすること。日本人は漢字やひらがなであれば一瞬で読むことができますが、ローマ字だとパッと読めないので読む気が失せるようです。
ローマ字じゃなくても、漢字を一部変えるという工夫でも良いでしょう。名前を漢字でフルで覚えている人は少ないですが、やはり一度見た名前なら漢字が一部変わっていたら違和感を感じます。
次にプロフィール写真やカバー写真を特定されにくいものに変えることです。通常プロフィール写真は自分を写してアピールするものですが、それは身バレしても大丈夫な人だけ。
身バレしたくないなら風景、食べ物、後ろ姿など、できるだけあなただと特定されないものをおすすめします。ペットや家族の写真は特定されやすいので注意しましょう。
怖い機能代表の「足跡」はFacebookにはない!
最後にご紹介するのが、怖い機能代表「足跡機能」です。mixiに足跡機能があったことで、フェイスブックにも似たような機能があるのではないかと言われています。
しかし、結論を言うとフェイスブックに足跡機能はありません!データとしてサーバーにアクセスログは残るものの、それが一般に向けて公開されるようなことは無いので安心しましょう。
ここまでフェイスブックの怖さについてご紹介してきましたが「フェイスブックは怖いから使わない方がいい!」と言うわけではありません。
確かに怖い面もありますが、正しく使えばそれなりに楽しく、人との繋がりが強化されるSNSでもあります。怖い面もあるということを念頭に入れて活用してください!