フェイスブックではリアルの友達や家族、親戚、同僚などの名前を検索すると、だいたい8割程度の確率で本人のアカウントが出てきます。今ではPCやスマホを頻繁に使う世代(10代~60代)は誰でもフェイスブックに登録しているからです。
フェイスブックで疎遠になった友達だけでなく、昔の恋人なんかも検索するとヒットするので、相手の近況を知ることもできます。もちろんその逆も然り。自分も誰かに検索される可能性もあるのです。
今回は他人が自分を検索できないようにする方法を解説します。
もくじ
Facebookで名前検索をされると自分の近況がばれる
自分が誰かを検索できるということは、自分も誰かに検索されているということ。
ツイッターやインスタグラムなど他のSNSは名前をハンドルネームにしますが、フェイスブックは実名登録が基本です。仮名で登録している場合は別ですが、誰でも簡単にあなたのアカウントを見つけられるのです。
自分のアカウントが昔の恋人や学校の担任などに見つかると、自分の近況も相手には丸わかりということ。これってなんとも言えない気持ちになりますよね。しかもフェイスブックは足跡がつかないので、自分の知らない間に他人に知られていることになります。
「リアルで仲の良い友達なら良いけど、それ以外の人にばれるのは嫌!」そんな人もフェイスブックユーザーの中にはいるでしょう。あまり検索されたくない場合は、フェイスブックの設定を変更するのがおすすめです。
スマホのFacebookで検索されない、名前を出てこないようにする方法
フェイスブックで検索されないために設定を変更するといっても、全く検索されないようにするというわけではありません。どちらかというと検索できる人の範囲を制限するということです。
フェイスブックを開いたら右下のマークをタップして、少し下にスクロールした後に「設定とプライバシー」→「アカウント設定」の順にタップします。
次の画面では「プライバシー」をタップ
このプライバシー設定の画面から、自分を検索できる人の範囲を制限する設定ができます。少し下にスクロールすると「検索と連絡に関する設定」があるので、その下の項目を変更していくだけです。各項目について具体的に説明します。
自分に友達リクエストを送信できる人
あなたに友達リクエストを送信できる人の範囲を決められます。フェイスブックユーザー全員か、あなたとすでに友達になっている人の友達のどちらかです。
ここで「友達の友達」に設定すると、「知り合いかも」に表示されなくなるという推測もあるため、無駄にあちこちに表示されたくない場合は「友達の友達」にしておくと良いでしょう。
友達リクエストのプライバシー設定
この項目は自分の友達リストを公開するかどうか、また公開するならどの範囲までにするかどうかを設定できます。「自分のみ」にすると、他人はあなたの友達リストを閲覧できません。
メールアドレス(電話番号)を使って私を検索できる人
メールアドレスまたは電話番号であなたを検索できる人の範囲を制限することができます。範囲は「全員」「友達の友達」「友達」の3つがあり、ここでの設定がフェイスブック内の検索機能に反映されるため重要です。
フェイスブック内で友達以外から検索されたくない場合は、この2つの設定の範囲を「友達」に設定しましょう。そうすることで、友達以外があなたの名前を検索してもあなたのアカウントはヒットしなくなります。
Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?
実はフェイスブックは検索エンジンで検索したとき、アカウントがヒットすることもあります。そのヒットしたページはフェイスブックユーザーじゃなくても誰でも閲覧できるようになっています。
検索エンジンからアカウントをヒットさせたくない場合はこの設定を「いいえ」にしておくと安心です。
フェイスブックで検索されるようにする設定のやり方
逆に今まで検索されなかった自分のアカウントを検索されるようにしたい場合は、前項の設定をすべて「全員」や「はい」にしておくと誰でも検索できるようになります。
ただ、名前が漢字かローマ字かでヒットされるかどうかが変わるため、検索されたい場合はフェイスブックの名前を漢字・ローマ字両方に設定しておきましょう。
前の設定画面に戻り「一般」をタップします。
自分の基本情報があるので、一番上の名前をタップ。
下にある「言語別の名前」から漢字とローマ字の名前を設定しましょう。
Facebookで検索できない人を探すことはできるのか
フェイスブックで探そうと思った人が検索結果に引っかからないとき、その人がフェイスブックに登録してないのか、登録を消したのか、はたまた自分がブロックされているのかなどの理由があります。
特に自分がブロックされているのかは誰でも気になるところ。なんとかしてフェイスブック内で検索できない人を探したいですよね。検索できない人を探す方法は2つあります。
・別アカウントからフェイスブック内で検索する
・Googleなどの検索エンジンから検索する
これで相手のアカウントが普通に表示されたら、あなたのメインアカウントはブロックされているということになります。
ただし、相手が前項の設定で「友達」や「友達の友達」まで検索できる人の範囲を制限していたら、別アカウントから検索しても見つけられません。「Facebook以外からの検索エンジンからのリンクを許可する」を「いいえ」にしている場合も見つけられません。
相手の設定によっては、どんな方法を使ってもフェイスブック内で検索できない人を探すことは不可能になってしまうのです。
Facebookで実名を隠すという手もある
どうしてもFacebookで検索されたくない人が1人だけのとき、検索できる人の範囲を「友達」にまで設定するとその他大勢に自分を見つけてもらえなくなってしまいます。それだとフェイスブック内のコミュニケーションができませんよね。
そんなときはあえて実名を隠し、ハンドルネームで登録するというのもひとつの手です。ハンドルネームで登録しても写真を自分本人にしておけば友達には気付いてもらえますよ。
誰だってアカウントがばれたくない相手はいるもの。「たった数人のためだけに他のユーザーとの交流を狭めたくない」そんなときはハンドルネームで登録してみると良いでしょう。