【インスタ】乗っ取り対策にはすぐ「二段階認証」!勝手にログアウトはご用心




インスタグラムを使用していれば、時折耳にするのが「アカウントの乗っ取り」。まさか自分が乗っ取りの被害に遭うとは思わず、対策をしていない人が多いのです。実は、こうしている間にもあなたのインスタアカウントがハッキングされようとしているかもしれません。

今回は、インスタのアカウント乗っ取りに遭う原因と対処法・防止策までご紹介します。

もくじ

インスタアカウントが乗っ取りに遭う原因

アカウントが乗っ取りに遭う原因とは

日常的にインスタグラムを利用している方やそうでない方も、アカウントを作成した時点で乗っ取りに遭うリスクは少なくともあります。実際、乗っ取りの被害にあった人からよく聞くのが、「自分は大丈夫だと思っていた」ということです。

なぜ、どのようにしてアカウントの乗っ取りが起こるのでしょうか。

このようにアカウントがハッキングされる

アカウントのハッキング(乗っ取り)方法は様々ですが、最も多いケースが「クラッキングツール」というパスワードを第三者に知らせてしまうツールを利用する方法です。このツールでは、機械がシステムで表示される文字列からパスワードの解読を行います。

これによって、簡単にあなたのパスワードが特定されてしまうケースが多くあります。他人にパスワードを知られてしまい、アカウントにログインされるのをイメージすると、何としても防止したいですね。

このハッキングの対策方法については、後ほどご紹介します。

犯人特定はできるのか

犯人特定ができるのかについて

アカウントの乗っ取りにあった際に気になるのが、ハッキングを行った犯人特定ができるのかということですね。実際、犯人の特定自体は可能です。(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/パソコン遠隔操作事件

しかし、SNSの乗っ取り被害は年々増加しており、犯人特定とその後の対応はユーザーに託されるケースが多いとされています。また、インスタグラム起動時に「不審なログイン試行が検知されました」「あなたが実行したものですか」というメッセージが表示されることがあります。

その場合は、ログイン試行が行われた時間と位置情報が通知されますので、ご自身にログインを試した覚えがあるか今一度思い出してみましょう。

乗っ取り犯の目的とは

アカウントの乗っ取り犯がハッキングを行う目的とは何があるのでしょうか。一般的に、以下の目的が考えられています。

  • 個人情報の窃盗
  • 不適切なサイト(アダルトサイト・架空請求サイトなど)への誘導
  • ダイレクトメッセージを利用しての詐欺

アカウントを利用したサイトへの誘導と、詐欺目的が主な目的のケースが多いのです。特に個人情報の窃盗では、パスワードだけでなく、個人的にインスタグラム上に保存している写真や動画などのプライベートなコンテンツへのアクセスが可能になります。

それらが流出し、悪質に使用されるケースもありますので、十分に警戒が必要です。

勝手にログアウトされる原因とは

勝手にログアウト。その原因とは

インスタを起動した時に、ログアウトした覚えがないのに勝手にログアウトされるというトラブルが起こるケースがあります。画面上に「ログアウトされました。パスワードが変更された可能性があります。」と表示されるのが特徴です。

パスワードを変更した覚えがなく勝手にログアウトされた、となると慌てますよね。インスタグラム公式からは、これが起こるはっきりとした原因は発表されていません。

ただし、最も考えられる原因は、アカウントの「乗っ取り」です。自分ではない第三者にパスワードを盗取・ログインされ、パスワードを変更されるケースが相次いで報告されているからです。

では、どのようにアカウントのハッキングを防ぐことができるのでしょうか?その方法を下記でご紹介します。

乗っ取りにあった場合の対処法・防止策について

乗っ取りの防止策と対処策

二段階認証

二段階認証とは、アカウントにログインするために必要なパスワードとメールアドレスに加えて「SMS」で送信される認証コードを入力する二段階でのセキュリティ対策方法です。二段階認証設定を行う場合の手順は、

  1. メールアドレスとパスワードを設定
  2. ご自身のSMSに「認証コード(数字)」が送信される
  3. その認証コードをインスタの画面で入力

設定はこれで完了です。SMSとは、ショートメッセージサービスのことで、皆さんのスマートフォンやiPhoneに元々インストールされている機能です。このSMSでインスタグラム側から送信される数字をチェックし、アプリ画面で入力するだけの手軽なセキュリティ対策方法です。

これにより、パスワードが第三者に盗まれたとしても、SMSの認証コードを入力されない限り、ログインされることがないようにすることができます。

パスワードを複雑なものに変更する

先ほどのハッキングツールでは、より短く簡単に当てられる組み合わせのパスコードなどが解読される確率が高い傾向にあります。短いパスワードを設定している方は、すぐにより解読されにくいパスワードに変更しましょう。解読されにくいパスワードの条件は、

  • 文字数が多いもの:6文字以上が好ましい
  • 予測がつきにくいもの:誕生日や英単語の組み合わせではなく、ランダムな文字の組み合わせなど

この2点に注意してパスワードを変更しましょう。

ヘルプセンターに連絡する

メールアドレス自体が変更され、こちらからアカウントへのログインができなかった場合は、最終手段としてインスタグラムヘルプセンターに連絡しましょう。

アカウントに再度ログインをするには、インスタグラム側から変更を行う方法があります。ただし、本人認証のために顔写真や本名などを送信する必要が出てくるケースがあります。詳しくは、インスタグラム ヘルプセンターのページをご覧ください。

 

以上、インスタグラムで乗っ取りに遭う原因から対策についてご紹介しました。普段インスタグラムを使用している方やそうでない方も、今一度パスワードを再設定し乗っ取り防止対策を行っておきましょう。