フェイスブックのニュースフィードに投稿されたものを眺めているとき、ときどき広告を目にすることがあります。
ユーザーの多くは広告はサッと流し見して終わることがほとんどですが、広告の中にも自分のアンテナに引っかかる広告もありますよね。
そういった広告は思わずタップして見てしまったり、記載されているWebサイトにアクセスしたりと行動を起こしてしまうもの。
しかし、広告を一度見てすぐに商品を購入したり申し込んだりする人は少ないです。ほとんどの人は一度広告を閉じて、時間をおいてその商品の購入や申し込みを検討するのではないでしょうか?
そしていざ、商品を購入しようとしたとき…フェイスブックの広告が表示されなくなってしまうということも。
そこで今回は、フェイスブックの広告をもう一度見たいと思ったときに見る方法・確認する方法をご紹介します。
もくじ
Facebookで過去に見た広告をもう一度見たいときの確認方法
フェイスブックに表示されている広告は、ランダムで表示されているわけではありません。広告主がターゲットの年齢層や性別を設定したりして、自分にピッタリ合った広告が表示されるようになっているのです。
とは言え、自分がターゲットにされている広告はたくさんあるため、毎回同じ広告が表示されるわけではありません。昨日見た広告を今日見ることは難しいものです。
もし、フェイスブックで過去にみた広告をもう一度見たい場合、以前はGoogleで検索する必要がありました。広告を見たとき、どんな商品だったか、誰が出ていたか、セリフはなんだったかなどの自分の記憶を辿ってキーワード検索していたのです。
ですが、Googleで検索し広告をタップ(クリック)してしまうと、Googleの成果になり、広告主からの広告掲載料はGoogleに支払われます。
Facebookとしてはできるだけ自社の広告をタップしてもらい、自社に収益が発生するようにしたいため、広告を検索しなくても見つけられる「最近の広告アクティビティ」の機能を追加しました。
この機能はFacebook側だけでなく、ユーザーにとってもかなり便利な機能です。「最近の広告アクティビティ」での過去見た広告の確認方法を解説します。
フェイスブックアプリを起動したら、右下の「三」マークをタップし、続いて「もっと見る」をタップします。
「もっと見る」の中に「最近の広告アクティビティ」という項目があるのでタップ。
すると、過去に見た広告が表示されました!
「最近の広告アクティビティ」に表示される広告は、以前タップ(またはクリック)したことのある広告です。
一度タップすることで、自動的に「最近の広告アクティビティ」に追加されるようになっています。
Facebookのこの「最近の広告アクティビティ」でもう一度広告タップすれば、そのタップはFacebookの成果になります。また、広告経由で商品を購入してもFacebookの成果。
つまりフェイスブックに大きなメリットがあるので「最近のの広告アクティビティ」が登場したんですね。
ちなみに、広告アクティビティのページから保存済みの広告を確認することも可能!
保存済みに入れておくことでより簡単に広告を見つけられるようになります。
Facebookで見た広告を「最近の広告アクティビティ」から削除するには
ただ、いくつも広告を見ていると「最近の広告アクティビティ」に保存されている広告がどんどん膨れ上がってしまいます。
「最近の広告アクティビティ」はニュースフィードのように上から最新順に並んでいるため、だいぶ前に見た広告が見つからないということもあるのです。
もし「最近の広告アクティビティ」の欄がいっぱいいっぱいになっていたら、そこに保存されている広告を消してスッキリさせたいですよね。
ただ広告の削除はできないため、その広告を非表示にするといいでしょう。
広告を一度表示させて、右上にある「・・・」をタップしてみましょう。
そのまま広告を非表示にしてしまえばOK!「最近の広告アクティビティ」の欄がすっきりしますよ。
もしあなたが危険な広告やスパムだと思われる広告を見た場合、フェイスブックへの通報も忘れてはいけません。
通報は非表示にした後にできます。スパム以外でも「面白くない」という理由で報告もできるので、フェイスブック広告の品質向上のためにもフィードバックしましょう。
ただ、非表示からもう一度表示させたい場合は面倒です。
非表示にした後にかろうじて残っている「保存する」のボタンをタップし、一度広告を保存済みに入れます。
続いて保存済み一覧に移動し「取り消し」をタップすれば再度表示されるでしょう。
フェイスブック広告を探すことはできる?
「最近の広告アクティビティ」に履歴として残る広告は、以前にタップやクリックをして見たことがある広告でした。
しかしフェイスブックに表示される広告というのは、タップせずとも見ることができます。それが動画であっても自動再生されているので、タップせずに動画を見ることは可能なのです。
その場合、その広告は「最近の広告アクティビティ」には表示されません!
つまり、過去に見た広告を探したくてもタップしていないと探せないのです。
でも、いつもウェブで見ているものやフェイスブックで見ている広告が同じものであれば、何度かアプリを再起動させたり、画面を切り替えることでまた出てくることもあるので安心してください。
または昔のようにGoogle検索を使って、思い出せるだけの要素(セリフや商品)を思い出してキーワード検索をかけるといいでしょう。
ユーザーにとってはFacebookとGoogle、どっちの収益が大事かということはたいして重要じゃない人がほとんどなので、自分がやりやすい方で広告を活用してくださいね。
Facebookはユーザーのウェブ検索履歴を使った広告を開始
最後にフェイスブックに表示される広告の最近の傾向や特徴をご紹介します。
まず、フェイスブックに登録しているユーザーは生年月日や性別を登録しますが、広告主はそれらの情報を利用して、誰にどの広告を表示させるかコントロールすることができます。
・性別
・年齢
・居住地
・趣味・関心ごと
など
なので20代女性には脱毛の広告がよく表示されますし、40代サラリーマンにはエナジードリンクが紹介されるのです。
しかし最近は、ウェブの検索履歴や閲覧履歴を使った広告も表示されるようになりました。
例えば20代の女の子がウェブでエナジードリンクを検索していれば、フェイスブックでもエナジードリンクの広告が表示されるのです。
Googleの広告もそうですが、フェイスブックの広告もどんどん精度が上がっています。
ユーザー側はそれらの広告を上手に活用していきましょう!