【フェイスブック】リア充アピール・自慢する男女の心理と批判の意味




SNSは情報共有や会えない友達、普段知り合えない人たちとのコミュニケーションの場として活気付いていますが、そんなSNSで批判される人も出てきています。それが「リア充自慢」をする人々です。

本来、自分の考えや思ったことなどを自由に発信して良いはずの場所でなぜリア充自慢する人は批判されるのでしょうか?

 

そもそもリア充とは「リアルが充実している」という意味。毎日楽しく、明るく過ごしていて日々充実の1日を送っているということ。それをSNSにアップすると批判されてしまうんですね。

特にフェイスブックでのリア充アピールする人に対する風当たりは強い傾向にあります。

 

今回はリア充自慢する人が「なぜわざわざリア充アピールするのか?」という心理と、逆に見ている人がそれをわざわざ批判する意味について深く考えていきたいと思います。

 

もくじ

リア充アピール!フェイスブックVSインスタ

リア充アピールするユーザーが多いSNSと言えば、フェイスブックとインスタグラムが挙げられます。どちらも有名かつ人気のSNSではありますが、どちらのリア充アピールのほうが「うざい」と思われているのか考えてみましょう。

 

インスタのリア充

インスタのリア充自慢といえば、このようなインスタ映えの写真を撮ってさりげなくブランド物を写していたり、頻繁に高級な食事やおしゃれな場所に行っている写真をアップしていたり、恋人とのラブラブな写真を毎日投稿していたりなど。

Twitterでの声を見てみると、インスタのリア充アピールに対してこのような声が挙がっていました。

インスタのリア充な人に対する声①

インスタのリア充な人に対する声②

どちらかと言うと「うざい!」と言う声よりも「羨ましい」「見ていて悲しくなった」「自分がみっともない」などの声が多数でした。

とはいえ、インスタ映えの写真を撮るためだけに料理を注文して食べずに破棄、周りに迷惑をかけるなどの行為に対しては批判が殺到しています。

 

逆にフェイスブックのリア充アピールはどうでしょうか?

フェイスブックのリア充

これは一般的に「リア充」と定義されるフェイスブックアカウントの写真の一部です。インスタ映えほどではないけど、こちらもブランド物が写っていたりおしゃれだったりしますよね。

フェイスブックのリア充アピールに対する声は以下のようなものがありました。

フェイスブックのリア充な人に対する声①

フェイスブックのリア充な人に対する声②

インスタに比べると圧倒的に「うざい」「殺意が湧いた」「異常」などの声が多数ありました。

 

結論として、インスタのリア充よりもフェイスブックでリア充アピールする人の方が叩かれる傾向にあるようです。

 

Facebookのリア充アピールがうざい理由

しかし、なぜインスタよりもフェイスブックのリア充アピールのほうが「うざい」と思うのでしょうか?それはインスタとフェイスブックのSNSの特徴や方向性による違いが大きいと言えます。

 

まず、インスタは「写真や画像をアップすること」を前提としたSNSです。投稿する時にキャプション(文章)は必ずしも必要ではありませんが、写真は必ず必要なのです。

なのでインスタユーザーはよりおしゃれな写真や人目を引く写真を撮影してたくさんのいいねやフォロワーを獲得しようというユーザーがたくさんいます。その結果、リア充アピールできる写真がたくさん投稿されやすいんですね。

「インスタ映え」を狙った写真

 

一方でフェイスブックには文章メインなので必ずしも写真などは必要ありません。それなのにわざわざブランド物の写真なんかを投稿して、さらにキャプションで「キラキラ」を演出してアピールしていたら「うざい」を思われてしまうのです。

フェイスブックは批判されやすい

さらに、フェイスブックにはSNS特有の「匿名性」がありません。つまり自分を隠すことはできず、実名や居住地でどこの誰かがわかりやすいのです。

そのため知り合いに見られると「学生の頃は地味だったくせに」「リア充デビューしてる」など批判の声が集まりやすくなってしまうんですね。

 

フェイスブックでリア充アピール・リア充自慢する男女の心理

しかし、リア充アピールする側としてはなぜわざわざアピールするのでしょうか?自慢する男女の心理として、次のことが挙げられます。

・注目を浴びたい

・たくさん「いいね!」やコメントが欲しい

・フォロワーを増やしたい

・SNSで稼ぎたい

・モテたい

・(あらゆる面で)自分の方が上だと示したい

・優越感に浸りたい

・見られることが気持ち良いと感じる

・見返したい人がいてその人に見せたい

など

 

とにかく注目を浴びて「いいね!」やフォロワーを増やしたいという人だったり、男女ともにモテたい、自分の方が上だと見られたいなどの承認欲求があります。

またSNSはうまく使えば「インフルエンサー」になって企業がスポンサーについたりすることがあるので、SNSで稼ぐこともでき、それを狙っているユーザーもいます。

 

リア充アピールする人の心理を知っておくと、自分がアピールしている側なら「なぜアピールしてしまうのか」と自分を内観することができますし、見ていて不快に感じる側は多少なりともその不快感が軽減されるのではないでしょうか。

 

フェイスブックのリア充自慢を批判する意味についても考えよう

ではリア充アピールや自慢を見て批判する人は、自慢をする人よりも大人で偉いのかと言ったらそういうわけではありません。今度は自分が批判する意味についても考えてみましょう。

 

・ただただ「うざい」と思う気持ちを吐き出したい

・誰かと一緒になって批判したい

・自分の方が上だと証明したい

・賢さをアピールしたい

・「自分が正義」だと思っている

批判する側に対しても厳しい言い方になりましたが、やはり批判する側にも人間の黒い部分があるということになります。

人は誰でも「自分の方が上」だと証明したい生き物。なので相手を批判することで優越感に浸ったり、誰かと一緒に批判することで仲間意識を芽生えさせたりします。

 

実はリア充アピールする側も、それを批判する側もお互いマウンティングをしているということになるんですね。

お互いの心理を少しでも理解して、毎回イライラしたり、心ない言葉に傷つく回数を減らしていきたいものです。

 

「本当のリア充はSNSしない」という声も!

リア充とは最初に言った通り「リアルの生活が充実している人」のことです。実は「リアルが充実している人は、それだけで満足しているためSNSなんてしないのではないか?」という声もあります。

 

よく考えてみると、充実する=満足するということですから、本当の意味で満足していたらSNSで自慢なんてしなくても良いのかもしれませんね。