【フェイスブック】身分証明書の掲示はなぜ必要?本人確認まとめ




フェイスブックもSNSのひとつですが、TwitterやInstagramと違う面を挙げるとしたら「匿名性がないこと」が挙がるのではないでしょうか?フェイスブックは規約で実名登録を義務付けています。

自分のプロフィールに登録できる項目も多いので、生年月日や出身校を登録して公開している人も多いですし、周りはごく普通にプロフィール写真も自分の顔写真を設定しているので、自分も顔写真を選ぶのが当たり前だと感じます。

 

しかし実はこの匿名性がないという特徴は、信頼を得やすくリアルの友達と繋がりやすいという面もあれば、なりすましや乗っ取り、ストーカーなどの危険性もはらんでいる諸刃の件なのです。

そこでフェイスブックはできるだけトラブルを避けるためにセキュリティを強化しました。そのため、たまに本人確認のために身分証明書の掲示を求められることもあるのです!

今回はフェイスブックの本人確認になぜ身分証明書が必要になるのか、審査にかかる時間や身分証明書がないときの対策などを解説します。

 

もくじ

フェイスブックで「本人確認を完了してください」と出るパターン

フェイスブックはいつも同じユーザーがいつも同じ端末で利用することについては何も言いませんし、むしろユーザーがより気軽にフェイスブックを開けるように、キャッシュ履歴を残して簡単にログインできるようになっています。

しかし誰が使っても、どの端末で使っても同じようにしていたらアカウントが乗っ取られる危険性も!そこでフェイスブックでは、いくつかのパターンで「本人確認を完了してください」という画面を表示させます。

 

本人確認にご協力ください

「本人確認を完了してください」の他にも「本人確認にご協力ください」と表示されることもありますが、どちらも同じ意味です。

 

上記画像の説明にもある通り、偽名を使ったアカウント、他人になりすましたアカウント、架空の人物のアカウントを利用することはフェイスブックで禁止されています。

もしあなたに「本人確認を完了してください」という画面が出てフェイスブックにログインできなくなったら、フェイスブックの規約に違反していると疑われているということなのです!

 

以下の行為に当てはまっていませんか?

・プロフィール写真が本人ではなく他人やイラストを使用している

・現在の本名で利用していない(偽名の他に旧姓も含む)

・他人の写真を自分本人かのように投稿している

 

似顔絵イラストのプロフィール写真や旧姓のままの利用などでもチェックされる可能性があります。

また、フェイスブックはいちいちアカウントを確認しないので、誰かに通報されてアカウント停止になる場合もあるということを覚えておきましょう。

 

Facebookアカウント停止や凍結には身分証明書が必要?

さて、先ほどの「本人確認にご協力ください」の案内には「次へ」のボタンがあったので押してみると、次は自分の身分証明書を提示するように書かれた案内が表示されます。

 

案内によると顔写真入りの身分証をアップロードするように催促されており、使える身分証明書は以下の通り。

・パスポート

・運転免許証

・州または軍発行の身分証

・著名入りの移民身分証

日本人ならよく運転免許証を掲示するかと思いますが、今のご時世パスポートも運転免許証も持っていない人もいますよね。

写真入りじゃないとダメなうえに国際的に利用できるような身分証明書が求められているので、保険証やマイナンバーカードは利用できそうにありません。

 

そこで「身分証明書がありません」のボタンを押してみると、他にも使える身分証明書があるという案内が出てきました。

・会社や学校の身分証、学生証

・図書館やスポーツクラブのメンバーカード

・出生証明書

・ソーシャルセキュリティカード

・銀行口座の明細書や公共料金の領収書

この中で2つを掲示して、名前、生年月日、写真が掲示できれば良いようです。これだったらパスポートや免許証を持っていない人も提出できそうですね。

 

フェイスブックの本人確認にはなぜ身分証明書の提示が必要なのか

では、一体なぜフェイスブックでアカウント停止・凍結されただけでここまでの身分証明書の提示が必要なのでしょうか?

とにかく身分証明書を提示するようしつこいので、フェイスブック反対派のユーザーの中には「個人情報を集めまくってる悪徳業者」とまで批判する人もいます。

 

しかし実際に起こっている問題として、なりすましの被害や乗っ取り被害も多発しています。本人確認が甘かったら簡単に悪意あるユーザーに個人情報の詰まったアカウントを渡してしまうことになるのです。

信頼できる大手会社フェイスブックに個人情報を渡すのと、悪意あるユーザーに個人情報を渡すのどちらか選べと言われたら答えは一目瞭然でしょう。

 

本人確認で身分証明書を提示するようにしつこく求められるのは、ユーザーが安心してフェイスブックを利用できるようにするため。それを理解し、多少面倒でもしっかり応じましょう。

 

フェイスブックの本人確認・身分証明書審査にかかる時間

ではいざ前項の身分証明書を提示してからフェイスブックがチェックし、審査や本人確認が終わるまでの時間はどれくらいなのでしょうか?

実際に本人確認を行なったユーザーによると1日〜3日もかかるという回答が多く、中には何の音沙汰もなくアカウント停止されたままの状態の人もいるのだとか!

 

今は本人確認は30分で終わるという企業やサービスが多い中、24時間以上かかるのは長すぎると感じるかもしれませんね。

もし本人確認が終わらない場合は、次の項目をチェックしてみてください。

・入力した内容と身分証明書の内容が違っている

・画像が認識できない

しばらく待ってもアカウントが再開されない場合は何度か身分証明書を送信し直すのも良いでしょう。

 

Facebookの本人確認や身分証の掲示を回避できる?

身分証明書の提示がユーザーの安全性を守るためだとしても、やっぱりネットで自分の個人情報をどこかに提出することに抵抗がある人もいるかと思います。

一応フェイスブックの本人確認を回避する方法もあるようです。ただし100%回避できるというものではなく、これといった確証もないため注意してください。

 

以下はパソコンをモバイル端末(スマホやアンドロイドなど)になりすまして登録し、本人確認を回避する方法です。

①パソコンとネット環境を用意する

②無料メールアドレスを取得する(Yahoo!メールやGmailなど)

③Google Chromeをインストール

④Chromeの拡張機能から「User Agent Switcher」を追加

⑤追加されたアイコンをクリック

⑥偽装先一覧から自分の使っているiOS(iPhone7など)を選ぶ

⑦モバイルサイトに移動するため、Facebookにアクセスして登録作業

⑧最後に「友達追加」の画面が表示されれば完了

 

これからも長くフェイスブックを愛用していきたいと思っている人は、自分のアカウントを守るためにもしっかり本人確認をしておくことをおすすめします。