フェイスブックは世界的に有名なSNSで、誕生ストーリーも映画化されるほど。フェイスブックの映画「ソーシャルネットワーク」を観てフェイスブックに興味を持った人もいるでしょう。
しかし、2018年現在フェイスブックの勢いは弱くなりつつあります。海外のユーザー数は横ばいですが、日本のユーザー数は年々減りつつあります。中には登録はしているものの、まったく更新やログインをしていないユーザーも多いです。
そういう状況にあるため、今や「フェイスブックはオワコン」と言われています。
しかしそんな状況でも、フェイスブックは今でも続いていますよね。その理由は何でしょうか?
今回はフェイスブックがオワコンと言われていることと、それでもなお長く続いている理由について掘り下げてみました。
もくじ
インスタ、フェイスブック…オワコンなSNSって?
現代の三代SNSといえば、Facebook、Instagram、Twitterの3つです。昔はmixiとかハンゲームなどもありましたが、現在はほとんど名前が挙がることも聞くこともないですよね。
SNSはこれだけでなく、もっと範囲を広げたらたくさんあります。特にスマホの普及が強く影響して、毎年のように新しいSNSが登場しているのです。
その中でも昔からあるSNSはFacebookとTwitterでしょう。スマホの登場とほぼ同時にアプリがリリースされ、スマホを持つ人なら誰でもアプリをインストールしているかと思います。
しかしFacebookだけは「そろそろオワコン」だと言われています。
「オワコン」とは「終わったコンテンツ」の意味で、一時は多くのユーザーに人気で繁栄していたコンテンツがユーザーに飽きられ、ブームが去って見捨てられたもののことを指します。
Twitterはそのつぶやき(ツイート)の手軽さから拡散性が注目されており、Instagramは登場して日が浅いためまだまだ伸び代のあるSNS。
ですがFacebookだけは、日本に登場してから10年ほど経ち、新しいSNSに抜かされている状況なのです。
インターネットやSNSを最も利用する「デジタルネイティブ」と呼ばれる10代〜20代の若者は、TwitterやInstagramの利用者は多いですがFacebookの利用者は極端に少ないという事実もあります。
「Facebookが完全にオワコンな件」と2ch掲示板に書き込みが!
インターネット上の掲示板である2ch(2チャンネル・2チャン)や5chにも「Facebookが完全なオワコンな件について」と書き込みがありました。その一部をご紹介しましょう。
2ch掲示板のまとめはコチラから見れます。
また、5ch掲示板で全貌を読みたい人はコチラからどうぞ。
掲示板によると、アカウントはあってもほとんど更新されていない人が多いのだとか。
フェイスブックといえば自分の実名に始まり、生年月日、出身校、居住地などの個人情報を登録する機会が多いです。その個人情報をネットに晒すことの危険性についてのコメントもありました。
また、個人情報が載ることから出会い系目的で使うユーザーも多いようです。
ちなみにフェイスブックは新しい友達を作ること、コミュニケーションを取ることを推奨していますが、恋愛的な出会い系としての利用は禁止しています。
掲示板を見ていると「今後フェイスブックはさらにオワコンに」という声が多数ありました。
Facebookのユーザー数下降!落ち目の原因はどこにある?
フェイスブックのユーザー数は年々下降しているようです。これからフェイスブックが先細りしている原因はどこにあるのでしょうか?
考えられる原因としては次の通り。
・ネットリテラシーの高い人が増えてくる。つまり、ネット上に個人情報を晒す危険性を理解する人が増えてくる。
・リアルとの知り合いと簡単につながるため、人間関係の問題を避ける人が増える。
・機能が多すぎて使い方がわからない人が出てくる。(現代のSNSユーザーはシンプルさを求めている)
・ますますフェイスブックのイメージがダウンして若者ウケしなくなる。
上記の理由などから、若者を中心に他のSNSに流れているユーザーが増えていくことが考えられます。
特にフェイスブックには、必ず実名で登録しないといけないという規約があり、それがネックになってしまう人も多いでしょう。
やはり無駄なトラブルは避けたいので、個人情報を晒す必要のない他のSNSの方が選ばれていくのかもしれません。
Facebookはださい!?おじさん、おばさんなど時代遅れの声も
実はフェイスブックユーザーの年齢層が高めだということはご存知ですか?20代の若者よりも、40代以降のおじさんやおばさん世代の利用者の方が多いのです。
若者にとって「フェイスブック=おじさん・おばさんが使うもの」というイメージが強く、「フェイスブックはダサい」とまで言われているのだとか…。
確かにフェイスブックのニュースフィードだったり、自分に友達リクエストをしてくる人を見ると若者は圧倒的に少ないです。
40代くらいの人がビジネスやマーケティング関係の投稿をしていたり、政治家が自分の活動報告をしていたり、はたまたブログ代わりの日記として使われていることが多いんですね。
もしこのまま「フェイスブック=おじさん・おばさん」というイメージが定着していたら、時代が進むにつれて「フェイスブック=おじいちゃん・おばあちゃん」となってしまいます。
若者世代の利用者が減れば自ずと衰退していき、最終的には誰も知らないSNSとなってしまう可能性もあるのです。
2018年以降Facebookは本当に衰退するの?
そろそろフェイスブックの落ち目が見えてきました。しかし「フェイスブックはオワコン」と言われてから数年経過しており、それでも生き残っていることも事実。
フェイスブックが長年SNS界に生き残る原因とは何でしょうか?
実はフェイスブックって日本ではダサいと言われていますが、海外ではまだまだ活発に利用されているSNSです。
外国人はフェイスブックで友達と情報をシェアしたり、自分の日常を切り取って発信している人も多くいます。日本でも海外に行ったときなど、知り合った人とフェイスブックで友達になることもありますよね。
また、ビジネス向けの機能展開も増えているのも特徴です。個人利用ではなくビジネスの広告を出すことでフェイスブックは利益を得ているんですね。
そしてフェイスブックはインスタグラムの親会社でもあります。一番伸び代のあるインスタを手元におけば、フェイスブックの方もまだ存続できる可能性があるというわけです。
フェイスブックは衰退しているように見えますが、単に人気が下がっただけできちんと対策しており、これからも長く生き残る戦略を持っているんですね。