フェイスブックを使っていると、様々な場面でお問い合わせしたくなるときがありますよね。基本的な使い方が分からないといったことから、アカウントが乗っ取られたとか、勝手にアカウントが削除されたという重要な問題まであります。
すぐにお問い合わせしたいとき、手っ取り早く電話をしようという人がいるでしょう。しかしフェイスブックには、お問い合わせ専用の電話番号がないのです!
そこで今回は、フェイスブックにコールセンターや問い合わせチャットが無い理由とお問い合わせをする方法を解説します。「お問い合わせ」は困ったときに必ず必要になるので覚えておくといいでしょう。
もくじ
Facebook Japanの日本支社ってあるの?電話番号は?
フェイスブックの本社はアメリカのカリフォルニア州にあります。世界中で愛されているSNSなので、本社ひとつで管理することはできません。なので、世界各国に支社を立てています。
こちらがフェイスブックのオフィス一覧です。日本では東京にもオフィスがありますよね。情報によると、六本木にあるようです。
オフィスを構えるということは、住所と電話番号を取得しなければいけません。しかしFacebook Japanの電話番号は一般公開されていないのです!
一応、アメリカでは電話番号が公開されています。しかしそれは個人アカウントのお問い合わせ専用ではなく、販売や法律関係の自動音声で対応されているようです。
そもそも英語をしゃべれない日本人だと、アメリカの番号にかけても何もできないでしょう。
フェイスブックにコールセンターや問い合わせチャットがない理由
ネット上でのお問い合わせというとコールセンターのイメージがあります。通販などでもお客様のためにコールセンターを作っている会社もありますよね。また「電話だとちょっと…」という人のためにお問い合わせチャットも用意しているところも。
しかしフェイスブックはコールセンターもお問い合わせチャットもありません!完全に運営側から直接ユーザーのお問い合わせに対応することがないのです。
この理由はやはりコストの面でしょう。フェイスブックは無料を前提としたサービスを展開しており、LINEでは有料のスタンプもフェイスブックではすべて無料で提供しているほどです。
フェイスブックは一般の個人ユーザーからお金をとることはなく、広告や外部アプリとの連携などで収入を得ているんですね。
フェイスブックユーザーは世界中に何億人といるので、ひとりひとりのお問い合わせに対応していたらコスト負担ばかりかかってしまうことが考えられます。
ですが、フェイスブックはユーザーを見捨てたりしません!従業員が直接お問い合わせ対応するのではなく、次項で解説する方法でユーザーの疑問を解決しているのです。
フェイスブックの質問や問い合わせフォームはヘルプとサポートで!
フェイスブック利用においてお問い合わせしたいときは「ヘルプとサポート」の項目を使います。
アプリを起動して右下の「三」マークをタップし、下にスクロールして「ヘルプとサポート」を開きます。
そこには「ヘルプセンター」「ヘルプコミュニティ」「問題を報告」「利用規約とポリシー」の4つの項目がありますね。これらすべてがフェイスブックのお問い合わせ口になります。
ヘルプセンターで「よくある質問」を探す
まずわからないことがあったら、ヘルプセンターからQ&Aを利用しましょう。いわゆる「よくある質問」のように、フェイスブックで迷ったときの対処法・解決法を解説してくれています。
検索欄にキーワードを入力したら、そのキーワードに関連する質問を探すこともできますよ。
ヘルプコミュニティ=知恵袋
ヘルプコミュニティはユーザー同士で質問し合い、回答し合う「Yahoo知恵袋」のような役割です。自由に質問できるし、誰かが困っていたら助けることもできます。
また、人気や関心度の高い質問に対してはフェイスブック運営側が直々に回答してくれることもあります。(もちろん日本語)
ユーザー同士で助け合うというフェイスブックらしい機能です。
問題を報告で直接問い合わせる
唯一の直接お問い合わせ口は「問題を報告」です。なりすまし被害に遭った、勝手にアカウント削除されたなどの「こういうときどうすれば?」を問い合わせる他に、機能の不具合や不正アカウントを報告することも。
困ったときの最終手段として利用します。
利用規約の確認も
困ったときの説明書として、利用規約とポリシーも確認しておくといいでしょう。「これっていいんだっけ?」というときにこの項目を見れば、しっかり書かれてあります。
大切なことが書かれてあるので、全部を読まなくても軽く目を通しておくことをおすすめします。
Facebook広告の問い合わせは電話でできる?
ここまでフェイスブックの個人アカウントとお問い合わせは電話では不可、ヘルプとサポートを利用するように解説してきましたが、企業側が広告で問い合わせるときでも同じです。
最初に解説したように、フェイスブックは一応電話番号を用意はしているものの、ほとんど販売や法律関係の自動録音音声での対応になっています。なので、たとえ企業が広告に関するお問い合わせをしたいときでもヘルプセンターから行います。
こちらのリンクからFacebook広告サポートセンターにアクセスできます。個人アカウントではなく企業が広告のお問い合わせをするとき専用のフォームになるので、こちらから問い合わせるといいでしょう。
Facebookの不具合やログインできない問い合わせに返信は来ない?
さて、先ほどフェイスブックへのお問い合わせ方法で解説した「問題を報告」ですが、これは唯一の直接お問い合わせ窓口になります。
しかし、直接問い合わせれば必ず回答の返信がくると思ってはいけません!実際に問題を報告から問い合わせたユーザーによると、返信は期待できないとのことです。
特にフェイスブックアプリの不具合やログインできないエラーなどに関するお問い合わせはほとんど返信が来ることはなく、気付けば不具合が修正されていたというパターンが多いようです。
しかし、より重要な「勝手にアカウントが削除された」「アカウントが乗っ取られた」などのお問い合わせには、対処法のための返信が来ます。(機械的な内容がほとんどのようですが)
フェイスブックの運営に問い合わせる方法はわかったでしょうか?直接問い合わせてもやはりコスト面の負担があるので、ほとんど返信が期待できないんですね。
しかし、フェイスブックらしい「ヘルプコミュニティ」という機能は特に便利です。共感が得やすいユーザー同士で質問・回答をして、フェイスブックでの疑問を解決しましょう!