【フェイスブック】「知り合いかも」の仕組みと表示される順番を解説




フェイスブックユーザーが友達を検索しようと思ったとき、単純に友達の名前で検索すればだいたいの人は見つけられます。検索の他にも連絡帳を同期したり、「知り合いかも」を見たりすることで自分の知り合いを見つけられるでしょう。

 

「知り合いかも」には自分も忘れていたような古い知人がヒットすることがあり、懐かしいなぁと思う反面、まったく知らない人も表示されるようになっています。この仕組みや表示される順番って気になりますよね。

 

ですが、フェイスブック社では大まかな仕組みは公開されているものの、詳しいアルゴリズムは非公開になっています。そのため、仕組みや順番を考えるときは予測するしかありません。

 

今回はフェイスブックの「知り合いかも」の仕組みと表示順について考察してみました。仕組みが気になる人はぜひ参考にしてみてください。

 

もくじ

フェイスブックの「知り合いかも」に表示される仕組み

フェイスブックの「知り合いかも」の機能。フェイスブックアプリを開くと下にマークがありますが、2人の人型が重なっているマークをタップすると確認できます。

赤い丸で囲まれたマークをタップ

 

筆者の「知り合いかも」に表示されている上位10人を見てみると、リアルの知り合い5人、まったく知らない人5人ときれいに割れました。

知り合い5人、知らない人5人

 

何の共通点も無さそうなビジネスマンや若い女性が表示されるので、フェイスブックの「知り合いかも」は一体どんなアルゴリズムになっているのか気になります。実際にフェイスブックで公開されている情報は次の通りです。

ヘルプセンターでの回答

 

つまり「知り合いかも」に表示される基準は共通の友達がいるかどうかが大きいということ。その次に同じフェイスブックグループに参加していたり、出身校が同じだったりすることで表示されやすくなるのだとか。連絡先と同期することで表示されるというのはわかりやすいですね。

 

自分の「知り合いかも」のページを見てみるとわかるのですが、実際に「共通の友達〇人」と表示されています。共通の友達が0人の人はおらず、最低でも1人いるアカウントが「知り合いかも」に表示されているのがわかりますね。

 

フェイスブックの「知り合いかも」に表示される順番

だいたいの仕組みがわかったところで、次に気になるのは「知り合いかも」に表示される順番です。上位表示されればされるほど目につきやすいので、この順番を甘く見てはいけません。

 

「知り合いかも」に表示される順番は固定されているかと思いきや、時間を置いてアクセスし直してみたところ順番が変わりました。

1回目のアクセス時の順番

2回目のアクセス時の順番

 

同じ人も表示されていますが、微妙に順番が変わっています。逆に表示されなくなった人もいます。

 

「知り合いかも」に表示されるアカウントは「共通の友達」という要素が強いことがわかったので共通の友達が何人いるかを確認してみましたが、1位が12人、2位~3位が1人、4位が3人という結果に。これは共通の友達の多い人が上位表示というわけではなさそうです。

 

では上位表示されているアカウントのプロフィールを見たら何かわかるのではないかと、ひとつひとつプロフィールを確認してみました。すると、次のような結果に!

 

・出身地、出身校、居住地などの共通項目が多い

・家族登録している相手の家族(親戚など)

・別のフェイスブックアカウントと友達になっているアカウント

 

この結果から、共通項目が多い人、家族、別アカウントと友達になっているという3点で上位表示されやすいのではないかと推測できます。

 

フェイスブック社は「知り合いかも」の順番に関しては何も正式な回答をしていないので推測にはなるものの、こういった基準があるのかもしれないと考えやすいですね。

 

フェイスブックの「知り合いかも」に同じ人ばかり表示される理由

フェイスブックの「知り合いかも」を時間を置いて確認すると、順番や表示される人が微妙に変わっています。それでも中には同じ人ばかり表示されることもあるでしょう。

 

これは、その相手が実際に知り合いである可能性が高いからなのかもしれません。筆者の「知り合いかも」を確認すると、フェイスブック上では友達になっていないもののリアルでは友達になっている人が何度も表示されていました。

 

逆に知らない人ばかり表示される場合はどうでしょうか?フェイスブック社はヘルプセンターでこのように回答しています。

ヘルプセンターでの回答

 

知らない相手でも共通の友達がいれば表示されるということ。なので、もしかすると共通の友達とのやり取りが多い場合、アルゴリズムが「この人も友達なのでは?」と解釈して何度も表示させている可能性があります。

 

アルゴリズムは複雑であるためこちらも推測にはなりますが、その可能性が高いということを頭に入れて自分の「知り合いかも」を分析するとおもしろい発見あるはずです。

 

さらにヘルプセンターでの回答の後半を見ると「知り合いかも」に表示された人を削除することで、さらなる機能向上に役立つと書いてありますね。何度も同じ人が表示され、不要だと感じるなら消してしまっても良いかもしれません。

 

フェイスブックで連続で検索すると「知り合いかも」で相手にバレる?

フェイスブックの検索機能は名前がわかっていれば誰でも調べられるので便利です。しかし、同じ人ばかりを連続で検索しているとその人が「知り合いかも」に表示されやすくなります。

 

「知り合いかも」の仕組みの回答では共通項目が多い人が表示されるとのことですが、「検索した人が知り合いかもに表示された!」という報告があるのも事実。

 

自分の「知り合いかも」だけに表示される分には良いのですが、相手の「知り合いかも」にまで表示されと検索したことがバレてしまうのではないかと心配になりますよね。

 

しかし安心してください。フェイスブックには足跡機能はありませんし、検索したからといって必ずしても相手の「知り合いかも」に表示されるとは限りません。

 

繰り返しになりますが、「知り合いかも」に表示されるのは共通項目が多い人。検索した相手と共通点が少なければ、検索することで自分の「知り合いかも」に出てきても相手の「知り合いかも」には出てくることは少ないと言えます。

 

「知り合いかも」の仕組みはいまだ謎の点が多いまま。それでも便利な機能であることには変わりないので、「知り合いかも」で昔馴染みを見つけてみてくださいね。