LINE Keepの使い方！保存場所は？本体に保存できる？削除やギガ減りは？

LINEはトークや写真、動画を友だちや家族、仕事でも共有することができる便利なアプリですが、後で見返したい内容やファイルを膨大なデータの中から遡るのは大変な作業です。

そういった場合には、LINEのKeep機能を活用することで問題を解決することができます。

ここでは、LINE Keepの主な機能や活用方法、保存方法について解説します。

LINEのKeep機能とは

LINE Keep

LINEのKeep機能は、iPhone版が2015年8月11日、Android版は2015年8月12日に実装されました。

Keep機能では、友だちとのトークや写真、動画やファイルなどをLINE上に保存することができます。

トーク履歴は、スマートフォンの場合は端末に保存されていれば、ほぼ無期限で確認することができますが、PC版、スマートフォン版共にサーバーの保存期間は2週間と決められています。

このことから、PC版の場合は2週間以上前のトーク履歴が削除されてしまいますが、Keep機能で保存することで必要な情報を残しておくことが可能です。

また、ほぼ無期限で確認することができたとしても、必要な情報まで遡るのは容易なことではありません。

こちらに関しても、Keep機能を活用して事前に保存しておくことで、すぐに確認することができるようになります。

LINE Keepのアプリはある？

LINE Keepに専用アプリは存在せず、LINEのアプリ内で操作をおこなうことが可能です。LINE内だけで完結することができるため、手軽に利用することができます。

今後のLINE Keep専用アプリのリリースについてですが、LINEアプリ内のトークや画像の同期やアプリを開き直す必要があるなどの手間を考慮すると、可能性は低いと言えるのではないでしょうか。

LINE Keepの保存容量の上限（ギガ数）

LINE Keepはトークを保存することができる便利な機能ですが、データの保存には上限が決められています。データの上限は、保存したデータの合計1GBとなっています。

テキストのデータ容量は非常に小さなものですが、画像やファイルなどを多く保存する予定の場合には、上限に注意が必要です。

LINE Keepの保存期限はある？

LINE Keepに保存したデータは基本的には無期限で残しておくことが可能です。

しかし、1つのデータの容量が50MBを超える場合は保存期限が発生し、その期間は30日間となっています。

このようにデータの容量によって保存期限が発生する場合があるため、こちらも注意しましょう。Keepに保存したデータ容量の確認方法については、後ほど詳しく解説します。

LINE Keepで保存したデータは他人から見えない

保存したデータが他人から見えてしまうのではないか、通知がいってしまうのではないかと不安になってしまう方もいるのではないでしょうか。

ですが、LINE Keepでは保存したデータが他人から見えてしまうことも、通知がいくこともないため、安心してデータを保存することができます。

Keepデータの保存場所は？どこで確認できる？

Keepに保存したデータはKeep画面から確認することが可能です。Keep画面の確認方法や、保存したデータの容量を確認する方法について解説します。

LINE Keep画面の確認方法（iPhone・Android）

Keepをタップ

Keep画面はLINEのホーム画面から遷移することで確認することができます。LINE Keep画面の確認方法は2通りあります。

LINEの画面左下にある「ホーム」をタップ
ホーム画面の右上にある「Keep」をタップ

Keepをタップ

LINEの画面左下にある「ホーム」をタップ
画面左上にある自分のアカウントのアイコンをタップ
画面に表示されている「Keep」をタップ

また、Keepに保存したタイミングで表示される「Keepに保存しました」という通知をタップすることでも、Keep画面に遷移することができます。

画像はiPhone版になっていますが、Keep画面の確認方法は基本的にAndroid版でも同様の方法で確認することが可能です。

Keepに保存したデータの容量を確認する方法

設定をタップ

Keepにはデータの保存上限が決められているため、データの容量を確認する方法を知っておく必要があります。保存したデータの容量を確認する方法は以下の通りです。

Keep画面を表示する
画面右上のメニューボタンをタップ
「設定」をタップ

上記の方法でKeepに保存された全体のデータ容量（Keepストレージ）を確認することができます。

更に、Keepストレージをタップすることで、写真・動画やメモなどそれぞれのデータごとに分類された容量を確認することが可能です。

LINE Keepの保存方法

LINE Keepはトーク画面から簡単にデータを保存することができます。LINE Keepの保存方法と、スマートフォン内のデータの保存方法について解説します。

友だちのトーク画面から保存する場合

Keepをタップ

友だちのトーク画面を開く
保存したいトークを長押し
「Keep」をタップ

上記の手順でKeepへの保存は完了です。

スマートフォンのデータを保存する場合

LINE Keepでは、LINE内のデータだけでなく、スマートフォン内のデータを保存することもできます。

写真・動画もしくはファイルを選択

Keep画面を表示する
画面右上の「＋」をタップ
「写真・動画」もしくは「ファイル」をタップ

保存したい写真や動画、ファイルを選択することでデータの保存は完了です。

Keepしたデータをスマートフォン本体に保存する場合

ダウンロードボタンをタップ

Keepをしてもスマートフォン本体に保存されているわけではなく、LINEアプリの中だけで保存されている状態になっています。

LINE Keep画面で保存したいデータを開き、ダウンロードボタンをタップすることでスマートフォン本体への保存が完了します。

この保存方法は画像・動画・ファイルいずれも同様です。

保存したデータの削除方法

ゴミ箱をタップ

Keepに保存したデータは、削除したいデータを開いてゴミ箱ボタンをタップすることで削除することができます。

一度削除したデータは復元することができず、再度保存したい場合はトーク履歴から探し直す必要があるため、注意しましょう。

LINE Keepの便利な機能

LINE Keepは残しておきたいデータを保存することができる便利なサービスです。さまざまな機能を活用することで、より便利にLINE Keepを使用することができるでしょう。

友だちやジャンルごとに分類したい場合はコレクション機能や背景色を変更できる機能がおすすめです。また、Keepではデータを保存するだけでなく、メモを作成することもできます。

コレクション機能を活用してKeep画面を整理しよう

お気に入りフォルダ

コレクションはKeepに保存されたデータをフォルダごとに整理することができる機能です。

デフォルトで「お気に入り」フォルダが用意されていますが、フォルダは自分で追加することもできます。

データをコレクション内の「お気に入り」フォルダに追加する方法について2通り解説します。

星マークでお気に入りに追加

Keep画面を表示する
コレクションに追加したいデータをタップ
画面右上に表示された星マークをタップ

作成をタップ

Keep画面を表示する
コレクションから「お気に入り」を選択
画面右上の追加ボタンをタップ
追加したいデータを選択
画面右下の「作成」をタップ

星マークをタップする方法では自動的に「お気に入り」のフォルダに移動されてしまうため、自分で作成したフォルダにデータを整理したい場合は、追加したいフォルダを選択し、2番目に解説した手順をおこなう必要があります。

Keep画面では背景色が変更できる

Keepでは、保存したデータがテキストである場合に限り、背景色を変更することが可能です。

背景色を変更できる機能を活用することで、コレクション機能の代わりにしたり、フォルダ内のデータを更に小分けに整理したりすることができます。

背景色を変更する手順は以下の通りです。

変更ボタンをタップで背景色が変更可能

Keep画面を表示する
タブからメモを選択
背景色を変更したいテキストをタップ
画面下部の変更ボタンをタップ

上記の手順に沿い、好きな色を選択することで背景色の変更は完了です。

Keep画面ではメモを残すことも可能

主にデータを保存するために用いられているKeep機能ですが、データを保存するだけでなく、Keep内に直接メモを残すこともできます。

Keep画面から新規メモを作成する方法は以下の通りです。

メモをタップ

Keep画面を表示する
画面右上の「＋」をタップ
「メモ」をタップ

この手順で新たにメモを作成することができます。

また、トークからKeepに保存したメモにテキストを追加することも可能です。

先ほど解説した背景色の変更方法と同様の手順をおこなうことでキーボードが表示され、テキストを追加することができます。

PC版のKeepもある！

ボタンをクリック

KeepはPC版のLINEでも利用することができ、自分のアカウントの右側にあるボタンをクリックするだけで開くことが可能です。

操作も基本的にスマートフォン版と同様の方法でおこなうことができます。

LINE Keepでは、必要なデータを保存できるだけでなく、フォルダ分けやスマートフォンからのデータを保存することができるなど、機能面も豊富です。

Keep機能の使い道はアルバムや大切な情報の保管など、使用方法は人によってさまざまですので、ご自身に合った方法で活用してみてはいかがでしょうか。