フェイスブックを利用していると、突然アカウント停止にさせられることがあります。
これは特に悪意があって悪いことをしていたわけではなく、常識の範囲内で利用していたつもりでもアカウント停止の可能性があるのです。
ネットリテラシーを誰もが全員100%理解してインターネットをしているわけではありませんし、フェイスブックにはフェイスブック独自の利用規約があるもの。
自分が「普通」だと思っていたことがフェイスブックではNGであることだってあるのです。
フェイスブックは規約に違反しているユーザーがいないか常に目を光らせています。もし悪質だと感じたり、規約違反のグレーゾーンのユーザーをみつけたらアカウント停止のペナルティを課されてしまうんですね。
今回はアカウント停止されたらどうなるのか、どう対処したらいいのかなどについて取り上げました。アカウント停止に悩んでいる人、停止されたらどうしようと不安になっている人の参考になればと思います。
もくじ
Facebookのアカウント停止とアカウント削除時の休止期間は別もの
まず「アカウント停止」と「アカウント休止」の違いをハッキリさせておきましょう。フェイスブックには「アカウント休止期間」と呼ばれる期間があります。
例えばしばらくフェイスブックを利用する予定がない時、アカウント休止させることで機能の一時停止が可能です。
また、アカウント削除をするときでもすぐに削除するのではなく、2週間の休止期間を置いてから削除するような仕組みになっています。
どちらの場合もフェイスブックにログインすることで解除できます。
一方でここで言う「アカウント停止」はフェイスブックの運営側から強制的に機能の一時停止をされた状態。つまり、アカウントの凍結です。
これは自分で解除することは不可能で、時間を置いて解除されるまで待つか、フェイスブックからの要求(後ほど説明)に応じて解除してもらうか、不服申し立てを行なって解除してもらうかしかありません。
「アカウント停止」と「アカウント休止」の違いをハッキリさせて、混同させないように気を付けましょう。
フェイスブックでアカウント停止されるとどうなる?表示や友達は?
フェイスブックでアカウント停止される理由は次の通りです。
・偽名を使っている
・人物や団体などのなりすまし行為をしている
・フェイスブックポリシーに違反したコンテンツ(アダルトや暴力団など)を投稿している
・一方的な嫌がらせや宣伝、迷惑行為目的での接触をしている
・フェイスブックから何度か警告しているが受け入れず、何度も禁止行為をしている
・多くのユーザーに友達申請を送りすぎてスパムだと判断された
必ずしも上記の理由に該当するとは限りませんが「その可能性が高い」と考えられます。「身に覚えがない」というときには申し立てをすることもできますよ。
だいたい通報されたり、自動検出されたりすることでアカウント停止にいたることが多いようです。
それでは、アカウント停止されたときはどうなるのでしょうか?どんな警告文が出て、友達リストでは停止中の自分のアカウントが表示されているのかなどが気になりますよね。
まず、アカウント停止されたと気付くのは、フェイスブックにログインしようとしたときに「あなたのアカウントで不審なアクティビティが検出されました」とか「現在ログインできません」「アカウントが停止されています」と表示されたときです。
きちんとフェイスブックの画面でお知らせが表示されるので、気付かないことは無いでしょう。
アカウント停止期間中、そもそもログインできないのでメッセンジャー含めフェイスブックのすべての機能が利用できなくなります。
ただあなたのアカウントはそのまま残っている状態なので、あなたの投稿を友達は見ることができるし、友達リストにもあなたの名前が載っている状態です。
Facebookのアカウント停止の期間はどれくらい?
フェイスブックのアカウント停止はどれくらいで解除されるのかも気になります。もともとフェイスブックをあまり利用していない人であれば、アカウント停止されてもどうすればいいかわからないし、そのまま放置する人もいるでしょう。
フェイスブックのアカウント停止期間は厳密には何日と決められていません。3日ほどで解除される場合もあるし、2週間かかることもあるし、自分から行動しないと解除されないことだってあるのです!
何にせよ、はやく解除してほしいときには自分から動くしか方法はないんですね。
何か規約違反をしてしまったからアカウント停止されてしまったので、いつまで待っていても、アカウント停止解除されない可能性の方が高いでしょう。
フェイスブックのアカウント停止の復活には顔写真付きIDが必要
フェイスブックでアカウント停止されたとき、顔写真を要求されることがあります。案内文には「顔写真を送信してください」と出てくるので、普通に顔写真を撮って送る人もいるでしょう。
しかし、言われた通りに顔写真を送ってもフェイスブックから一切の返事がこない状況で、アカウント停止もそのままになっています。
このままでは何もできないので、申し立ての段階に進むしかなくなります。その際「ID」という項目に顔写真付きの身分証を添付しないといけないので準備しておきましょう。
使える身分証明書は次の通り
・運転免許証
・住民票、個人番号カード
・パスポート
・その他顔写真付きのもの
確認事項は顔写真と氏名、生年月日なので、その他の項目は塗り潰して送信しても問題ありません。
最初に顔写真を要求されたから送ったのに、何の返事もないと一種のフィッシング詐欺のように思えて不安になりますよね。アカウント停止時に困惑した人も多いようです。
それでは次の項目で、顔写真付き身分証明書(ID)を使った申し立ての方法を解説します。
Facebookアカウント停止に対する申し立てのやり方
もし自分のアカウント停止されたときに身に覚えがなかったり、停止に関して不服である場合には申し立てをすることが可能です。
こちらのアカウント停止申し立てフォームに必要事項を入力し、フェイスブック運営側に送信しましょう。
こちらの「ID」と言う部分に、先ほどの顔写真付きの身分証明書を添付します。そして「追加情報」の欄に具体的な申し立ての内容を記入して送信します。
何も問題がなければアカウント停止は解除され、元通りフェイスブックの利用ができるでしょう。
ただ、フェイスブックのアカウント停止件数は億にものぼるほどで、すぐに対処してもらえないことも考えられます。
フェイスブックから「後ほど連絡します」と言われてもすぐに連絡が来ると期待してはいけません。連絡がないまま気づけばアカウント停止が解除されていた、と言うパターンが多いようです。
アカウント停止されても落ち着いて解除のための行動を取りましょう!